Feature Image

DAW & PLUG-IN

Arturia、「Pigments 5」を発表…… マルチ・コア処理に最適化、1クリックでメロディーを生成するジェネレーティブ機能も搭載

いよいよ今週木曜日にスタートする世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕目前、ArturiaPigmentsの新バージョン、「Pigments 5」を発表しました。

Arturia - Pigments 5

Arturia「Pigments 5」

Arturiaが2019年にリリースしたPigmentsは、同社が20年以上にわたって蓄積してきた高度な音源解析/モデリング技術を元に開発された、Arturiaオリジナルのソフトウェア・シンセサイザーです。ウェーブテーブル、バーチャル・アナログ、サンプル&グラニュラー、倍音合成という4種類のサウンド・エンジンを搭載し、異なるタイプのフィルター/強力なモジュレーション機能によって、ありとあらゆる音色を作り出すことが可能。膨大な数のパラメーターを備えながら、ドラッグ&ドロップでモジュレーション・ルーティングが行えるなど、使い勝手の良いユーザー・インターフェースもPigmentsの大きな特徴です。

Arturia - Pigments 5

直感的に操作できるユーザー・インターフェース

本日リリースされたバージョン5では、マルチ・コア処理に最適化されたことにより、CPUへの負荷が大幅に軽減。また、外部オーディオ入力に対応し、ルーティングした音声をPigments内で処理することが可能になりました。そして注目の新機能と言えるのが、シーケンサーに備わったジェネレーティブ機能で、ワン・クリックでメロディーを生成(!)することが可能に。もちろん、新作のファクトリー・プリセットも150種類追加され、「Pigments 5」に収録されているウェーブテーブル/サンプルの総数は実に1,500以上にも及びます。

Arturia - Pigments 5

ワン・クリックでメロディーを生成するジェネレーティブ・シーケンサー

Pigments 5」のダウンロード販売は既に始まっており、価格は199ドル。既存ユーザーには、ディスカウント価格で提供されます。さらなる詳細は、ArturiaのWebサイトをご覧ください。

ローランド、新型フラッグシップ・シンセ、「FANTOM EX」シリーズを発表…… SH-101やJUPITER-8のACB音源を標準搭載

歌い手との距離をセンサーで測定し、音量と音色を自動で補正する“オートフォーカス・マイク”、LEWITT「RAY」がデビュー

Universal Audio、テープ・レコーダーをモデリングした新作プラグイン「Verve Analog Machines Essentials」を無償配布中…… 4月30日まで

Amigaをギター用ストンプとして使う…… Magical Synth Adventure、A500をエフェクターとして使用するビデオを公開

『Maxサマースクール・イン・藝大 2024』が7月29日から8月2日の日程で開催…… Maxの生みの親であるミラー・パケット氏、IRCAMの研究者も参加

ソニーの業務用モニター、PVMシリーズのミニチュア液晶モニターが登場…… 5インチと3.5インチの2モデルがラインナップ

IK Multimedia、珠玉の“メタル・トーン”を再現する「TONEX Metal Gems」をリリース…… Peavey 5150やSoldano SLO-100などを忠実にモデリング

シングルボードコンピュータをモジュール化した“Eurorack PC”、「PAC BOT」…… モジュラーシンセの中でDAWやプラグインを使用することが可能に

ストンプ・メーカーが作ったJUNO/Polysixインスパイアのバーチャル・アナログ・シンセ、VONGON「REPLAY」がデビュー

Amiga独特のローファイでクラッチーなサウンドを再現するプラグイン・サンプラー、PotenzaDSP「Amigo」がリリース

ディストーション・プラグインの傑作、iZotope「Trash」が復活…… 無償版の「Trash Lite」も提供されるように

ボタンとジョイスティックでコードを演奏できるポケット・シンセ、Pocket Audio「HiChord」が誕生

Waves、入力音のダイナミクスでエフェクトを変調できる、これまでにない空間系複合プロセッサー「Space Rider」を発売

Arturia、「Pigments 5」を発表…… マルチ・コア処理に最適化、1クリックでメロディーを生成するジェネレーティブ機能も搭載

ローランド、オール・イン・ワンのゲーム配信用デバイス、「BRIDGE CAST X」を発表…… HDMI入力の装備により、映像も扱うことが可能に

コルグ「handytraxx play」がデビュー…… クロス・フェーダーやルーパー、エフェクトを搭載、これ1台でDJプレイが楽しめるクリエイティブなレコード・プレーヤー

コルグ、伝説のシンセサイザーを復刻した「PS-3300FS」を発表…… 約半世紀の年月を経て蘇る、“全鍵ポリフォニック”のモンスター・シンセ

ALM/Busy Circuitsから便利モジュール、「MEGA MILTON」が登場…… レベル変換/ミキサー/スリュー・リミッター/S&H/マルチプルといった機能が集約

ICON