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Mutable Instrumentsのモジュールを、スタンドアローンの電子楽器に変えてしまうパネルが販売中
昨年末で、惜しまれつつ事業を終了したフランスのモジュラー・メーカー、Mutable Instruments。天才:エミリー・ジレ(Émilie Gillet)がデザインした傑作モジュールは、メーカーが無くなった今でもその人気は衰えることなく、Michigan Synth Worksなど多くのメーカーがクローンの生産/販売を行なっています。
そんなMutable Instrumentsのモジュールを、スタンドアローンの電子楽器に変えてしまうパネルが登場。フランスのHyper Super Marchéが製作した「Mutable Instruments Plaits Monophonic panel」は、Plaits(マクロ・オシレーター)、Ripples(マルチモード・フィルター)、Warps(デジタル・プロセッサー)のPCBを取り付けることで、“モノフォニック・シンセサイザー”として機能させるパネル。各モジュールの単純なオール・イン・ワン・パネルではなく、入出力はすべて省かれ、内部結線を前提とした独自のレイアウトになっているのが特徴です(右下にはマイク・プリアンプ用の穴も空けられています)。パネルの横幅はArturia KeyStepとほぼ同じなので、木材などでケースを自作すれば、より電子楽器らしく仕上げることが可能。Hyper Super Marchéによれば、このパネルは12歳の甥っ子のために製作したものとのことです。
「Mutable Instruments Plaits Monophonic panel」は、Reverbで購入することが可能。現在購入できるのはユーズド品のみのようですが、通常価格33.4ドルのところ、34%OFFの22.27ドルで販売されています。興味のある方は、Reverbの商品ページをチェックしてみてください。