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Intellijel、ストンプをモジュラーに組み入れるためのIFモジュール「Stomp」を発売…… サチュレーターやLFOも内蔵
Intellijelが新作モジュール、「Stomp(ストンプ)」を発売。その名のとおり、ストンプ=ギター用コンパクト・エフェクターをモジュラー・システムに組み入れるためのインターフェース・モジュールです。
大きな話題となっているIntellijelの新作エフェクト・モジュール Sealegsですが、同時に「Stomp」と名付けられた新しいインターフェース・モジュールも発売になりました。8HPの「Stomp」は、エフェクトや外部機器をモジュラー・システムに組み入れるためのインターフェース・モジュールで、楽器レベル/ライン・レベルの信号をモジュラー・レベルにマッチングさせることが可能。モノラルのセンド&リターン設計で、センド・レベル、リターン・レベル、原音/エフェクト音のミックス・レベルは個別に設定することができます(センド出力から送出される信号の楽器レベル/ライン・レベルの切り替えや、リターン入力で受け取る信号の位相反転にも対応)。また、モジュラー・システム内のモジュレーション・ソースで外部機器を変調するためのエクスプレッション入力/出力も装備しています。
この類のインターフェース・モジュールは既にたくさん存在しますが、新しい「Stomp」の大きな特徴と言えるのが、音色を味つけできるサチュレーターやLFOを内蔵している点。リターン入力の後段には、クラスA仕様の三極真空管イミュレーターが備わっており、入力音に温かみ/歪みを付加することができます(センド出力とリターン入力はノーマル接続されているため、外部機器を接続しない状態でもサチュレーターとして機能します)。また、3種類の波形(三角波/矩形波/ランダム)を選択できるLFOも内蔵し、この出力はエクスプレッション入力にノーマル接続されているので、単体で外部機器を変調することが可能。さらにはエクスプレッション入力のバイポーラ信号をユニポーラ信号に圧縮変換できるコンプレッション・スイッチも備えています。
サチュレーターやLFOを搭載した、これまでに無かったタイプのインターフェース・モジュール、「Stomp」。既に出荷は始まっており、Clockface Modularでの国内販売価格は33,900円(税込)となっています。