SYNTH & MACHINE
teenage engineering TX-6がオーディオ入力からテンポを検知する新機能を搭載…… ウォークマンやアナログ・マシンでMIDI/USB機器を同期することが可能に
teenage engineeringが、TX-6をアップデート。オーディオ入力からテンポを検知する『ビート・トラッキング』機能が追加されました。
今年4月に発売されたteenage engineeringのTX-6は、本格的な機能を備えた手のひらサイズのデジタル・ミキサー/オーディオ・インターフェース。バッテリー内蔵なので場所を選ばずに使用することができ、teenage engineeringの製品らしく音源やシーケンサーまで内蔵しています。6月に実施されたアップデートで、USBストレージへのレコーディング/プレイバック機能が追加されるなど、発売後も進化し続けているTX-6ですが、今回リリースされたバージョン1.2.5では、新機能『ビート・トラッキング』が追加されました。これはオーディオ入力からテンポを検知してクリック・トラックを生成する機能で、内蔵シーケンサーはもちろんのこと、MIDIやBluetooth経由で外部機器を同期させることも可能。デモ・ビデオではカセットのビートにOP-Zを同期させたり、ローランド CR-78とpocket operator modular 170をTX-6経由で同期させたりしています。その他、マスター・テンポは小数点以下の設定が可能になり、内蔵エフェクト『pong tape fx』がテンポ・シンクに対応するなど、多くのブラッシュ・アップが施されている今回のアップデート。さらなる詳細は、teenage engineeringのWebサイトをご覧ください。
- teenage engineering TX-6:169,000円