SYNTH & MACHINE
teenage engineering、名機OP-1を全面的にブラッシュアップした新製品「OP-1 field」を発表…… 100もの新機能を追加
きょう開幕した世界最大のシンセサイザーの祭典、『SUPERBOOTH 22』(2022年5月12〜14日/於:ドイツ・ベルリン)。その開幕に合わせて、teenage engineeringが新製品、「OP-1 field(オーピーワン・フィールド)」を発表しました。
話題のフィールド・ミキサー TX-6に次ぐ、“field”シリーズ第2弾となる「OP-1 field」は、電子楽器史に残る傑作シンセサイザー=OP-1を大幅にアップデートした製品。teenage engineeringによれば、過去10年の技術革新と新しいアイディアに触発されて開発を行ったとのことで、「OP-1 field」で盛り込まれた新機能/改善点の数は100(!)とのことです。具体的には、内部シグナル・チェーンは一貫してステレオ仕様になり、内蔵スピーカーはパッシブ・ラジエーターを採用した大音量タイプに、ディスプレイは視認性に優れた高解像度フラッシュ・ディスプレイに換装。また、最大24時間のバッテリー駆動にも対応し、Bluetooth MIDIのサポートによってOP-ZやTX-6と無線でやり取りすることも可能になりました。もちろん、ソフトウェア面も強化され、新開発のシンセ・エンジン『DIMENSION』や新開発のリバーブ『MOTHER』などを搭載。teenage engineeringのWebサイトには、「OP-1 field」の新機能が膨大なリストで掲載されています。
「OP-1 field」の販売は既に始まっており、価格は1,999ドル。さらなる詳細は、teenage engineeringのWebサイトをご覧ください。