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ステレオ/コード対応、人間の声を使ってユニークなサウンドを生成できる“ボーカル・リシンセサイザー”、Softube「Vocoder」がデビュー
Softubeが新製品、「Vocoder(ヴォコーダー)」を発表。このところ実在するヴィンテージ機器のイミュレーションに注力していたSoftubeですが、今回の「Vocoder」は同社としては久々のオリジナル・プラグインとなります。

Softube「Vocoder」
Softubeの「Vocoder」は、人間の声を使ってユニークなサウンドを生み出すことができる、高機能なボコーダー・プラグイン(Softubeは、“Vocal Resynthesizer”と呼んでいます)。キャリア音源として6ボイスのポリフォニック・シンセサイザー、モジュレーターとして最大20バンドのスペクトラル・フィルターを搭載し、幅の広いボコーダー・サウンドが得られる設計になっています。内蔵のポリフォニック・シンセサイザーは、ランプ/矩形波/ノイズ/パルス(PWM対応)の各波形を選択でき、UI上でコードをプリセットすることも可能(コードは、MIDIノートによるトランスポーズにも対応)。スペクトラル・フィルターは、4/8/12/16/20の各バンドを指定でき、スペクトラルの傾き(SPECTRAL TILT)、スペクトラル波形のトランジェント(SHAPE)といったパラメーターも用意されています。そしてSoftube「Vocoder」の大きなフィーチャーと言えるのが『FREEZE』機能で、手動/MIDIノート/DAW同期をトリガーに、特定のフォルマントのみをホールドすることが可能。これによってリズミックでユニークなボコーダー・エフェクトを作り出すことができます。
Softube「Vocoder」は、Mac/Windows両対応で、VST/VST3/AU/AAXの各フォーマットをサポート。オンライン・ストアでの販売価格は10,890円で、現在イントロ・プライスの8,690円で販売されています。さらなる詳細は、こちらのページをご覧ください。