MODULAR SYNTH
猫の鳴き声を生成する“キャット・シンセサイザー”、2hp Catが待望の復活…… 猫を狂わせる専用プロセッサーも登場
2hpが、新作モジュール「Cat v2」の限定販売を開始。あの“キャット・シンセサイザー”が帰ってきました。
3年前の2018年10月に限定販売されたCat(詳しくは、こちら)は、トリガー入力に反応して猫の鳴き声を出力するという大変ユニークなEurorackモジュールです。2hp独自の音色合成アルゴリズム“Cat Synthesis™”を搭載し、『Mood』ノブ/CV入力では猫の気分、『Age』ノブ/CV入力では猫の年齢(ピッチ)をコントロールすることが可能。パネルのイラストも可愛らしく、発売時は猫好きシンセ・マニアの間で大きな話題になりました。
本日販売が開始された「Cat v2」は、オリジナルCatをブラッシュ・アップした新バージョンで、“Cat Synthesis™”のアルゴリズムは改良され、内部処理の解像度も24bit/96kHzに向上。『Mood』と『Age』のレイアウトは入れ替えられ、イラストの猫は『Mood』コントロールに合わせて点灯するようになりました。さらに今回は、“Cat Synthesis™”に基づいて開発されたエクスパンダー的なマルチ・エフェクト・モジュール、「Catnip」が同時に発売になるというのも大きなポイント。「Catnip」では5種類の『Flavor』(エフェクト・アルゴリズム)を選択でき、『Dose』コントロールによって猫の鳴き声を大胆に加工することができます(ハロウィンということで、猫を化け猫のように狂わせる…… というのがコンセプトのようです)。
「Cat v2」「Catnip」ともに横幅2HP/奥行き45mmで、2hpのオンライン・ストアでのみ購入することが可能。価格は各99ドルで、お得なバンドル版も159ドルで用意されています。ハロウィン当日(10月31日)までの限定販売とのことなので、3年前にオリジナルCatを買い逃した方はぜひチェックしてみてください。