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IK Multimedia、ブティック・ストンプ「AmpliTube X-GEAR」を発表…… USBオーディオIFとしても機能、PCと統合できる新世代ストンプ
アメリカ・ナッシュビルで開幕した楽器の展示会『2021 Summer NAMM』において、IK Multimediaが新製品、「AmpliTube X-GEAR(アンプリチューブ・エックス・ギア)」シリーズを発表しました。
「AmpliTube X-GEAR」シリーズは、IK Multimedia初となる本格的なブティック・ストンプ。第一弾として、ディストーション・ストンプの「X-DRIVE」(赤色)、リバーブ・ストンプの「X-SPACE」(青色)、ディレイ・ストンプの「X-TIME」(緑色)、モジュレーション・ストンプの「X-VIBE」(黄色)という4製品がラインナップされ、いずれも16種類のアルゴリズムを選択できる仕様になっています(「X-DRIVE」と「X-VIBE」は、厳選されたAmpliTubeのアルゴリズム、「X-SPACE」と「X-TIME」は、新規開発されたリバーブ/ディレイ・アルゴリズムを搭載)。IK Multimediaが初のブティック・ストンプを開発するにあたり、特にこだわったのがオーディオ入出力のクオリティーで、クラス最高品質という24bit/192kHz仕様/4倍オーバー・サンプリングの超低ノイズAD/DAコンバーターを搭載。これによって最大123dBという広大なダイナミック・レンジと、5Hz〜24kHzという広範な周波数特性を実現しています。
音質と並んで、「AmpliTube X-GEAR」シリーズの大きな特徴と言えるのが、DAWとのシームレスなインテグレーション。登録ユーザーに無料で進呈されるAmpliTube 5対応の“バーチャル・バージョン”を使用すれば、DAW上で「AmpliTube X-GEAR」シリーズを使用することも可能になっています(AmpliTube 5 SEも無料進呈)。もちろん、“バーチャル・バージョン”で作成した音色を「AmpliTube X-GEAR」シリーズ実機で使用することもでき、最大300種類のプリセットを管理/保存できる専用ソフトウェア「X-GEAR Preset Manager」も付属。さらにはコンピューターとUSBで接続すれば、オーディオ・インターフェースとしても機能する設計になっています。
「AmpliTube X-GEAR」シリーズの主な特徴は、以下のとおりです。
- IK Multimedia初の本格的なブティック・ストンプ
- ディストーション・ストンプの「X-DRIVE」(赤色)、リバーブ・ストンプの「X-SPACE」(青色)、ディレイ・ストンプの「X-TIME」(緑色)、モジュレーション・ストンプの「X-VIBE」(黄色)という4製品がラインナップ
- 「X-DRIVE」と「X-VIBE」は、厳選されたAmpliTubeのアルゴリズムを16種類、「X-SPACE」と「X-TIME」は、新規開発されたリバーブ/ディレイ・アルゴリズムを16種類搭載
- 24bit/192kHz仕様/4倍オーバー・サンプリングの超低ノイズAD/DAコンバーターを搭載。最大123dBのダイナミック・レンジと、5Hz〜24kHzの周波数特性を実現
- ピュア・アナログ・ドライ・パス、トゥルー・バイパスまたはソフト・バイパスの選択が可能
- 5種類のキャビネット・インパルス・レスポンス備えたキャビネット・シミュレーターを搭載
- AmpliTube 5上で使用できる“バーチャル・バージョン”が付属。DAW用プラグインとして使用することも可能(AmpliTube 5 SEも付属)
- 最大300種類のプリセットを保存/管理できる専用ソフトウェア、「X-GEAR Preset Manager」が付属
- コンピューターとUSBで接続すれば、オーディオ・インターフェースとしても機能
- 将来のアップデートに対応したオープン・アーキテクチャーを採用
- 堅牢なアルミ製筐体。イタリアで生産
「AmpliTube X-GEAR」シリーズは、2021年夏に出荷開始予定で、価格はオープン・プライス。市場想定価格は43,780円前後となっています。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。