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Matt Tytel、ウェーブテーブル波形をダイナミックに“ワープ”できる強力なソフトシンセ、「Vital」を発表…… 無料でダウンロード可能

Matt Tytelが、新開発のソフトウェア・シンセサイザー、「Vital(ヴァイタル)」をリリースしました。有償版(Pro/Plus/サブスクリプション)だけでなくフリー版(Basic)も用意されているので、誰でも無料で使用することができます。

Matt Tytel Vital - Spectral Warping Wavetable Synthesizer

Matt Tytel「Vital」

何年かに一度、“これが無料?”と驚くようなフリー・プラグインが登場しますが、Matt Tytelの新作「Vital」は、まさにその類のプラグインと言っていいでしょう。“スペクトラル・ワーピング・ウェーブテーブル・シンセサイザー(Spectral Warping Wavetable Synthesizer)”を謳う「Vital」は、ウェーブテーブル波形の倍音構成をダイナミックに“ワープ”できるシンセサイザー。音色の元になる波形の倍音構成を、自由自在に伸縮/変形できるのが大きな特徴です。「Vital」は、このワーピング・ウェーブテーブル・オシレーターを3基装備し、その他にサンプル・オシレーターも搭載。後段には多数のモードを選択できる2基のフィルターと8種類のマルチ・エフェクターも用意され、3基のエンベロープ、4基のLFO、2基のランダムとモジュレーション・ソースも充実しています。音色の変化を視覚的に把握できる美しいユーザー・インターフェースも「Vital」の特徴で、オシレーターの波形ディスプレイは3D表示に切り替えることも可能。各パラメーターへのモジュレーション・ソースの割り当ても、ドラッグ&ドロップで簡単に行うことができます。

MPEにも対応した新世代のウェーブテーブル・シンセサイザー、「Vital」。Mac(macOS 10.12以降)/Windows(10以降)/Linux(Ubuntu 18.04以降)をサポートし、『Pro』(80ドル)、『Plus』(25ドル)、『Basic』(無料)という3つのグレードと、サブスクリプション(5ドル/月)が用意されています。各グレードは機能面は同一で、プリセット数/ウェーブテーブル数/サンプルおよびLFOのパターン数が違うのみ。『Basic」は無料で利用できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください

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