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コルグ、次世代の配信システム『Live Extreme』を発表…… 4K映像と最高384kHzのPCM/5.6MHzのDSDに対応

コルグが、独自に開発したインターネット動画配信システム、『Live Extreme(ライブ・エクストリーム)』を発表しました。

KORG - Live Extreme

『Live Extreme』のロゴ

コルグが本日発表した『Live Extreme』は、インターネット経由での動画コンテンツの配信を、高画質/高音質に行うことができるシステム。配信方式は国際標準のMPEG-DASHで、ライブ配信/オンデマンド配信の双方に対応します。『Live Extreme』の最大の特徴と言えるのが、映像/音声ともに非常に高い品質での配信を実現している点で、映像はHD(1920×1080/最大60fps)および4K UHD(3840×2160/最大30fps)をサポート(フォーマットは、H.264 High Profile)。そして音声は、16bit/44.1kHz〜24bit/384kHzのPCMステレオ(フォーマットは、FLACあるいはApple Lossless)と、2.8MHzおよび5.6Mzの1bit DSDステレオ(フォーマットは、DoP)をサポートしており、プレス・リリースによれば、世界で初めて96kHz超のハイレゾ・オーディオに対応したインターネット動画配信システムとのことです。

KORG - Live Extreme

『Live Extreme』のシステム概略図

システムの概略は上図のとおりで、エンコーダーとなるPCに映像は12G-SDI、音声はアナログ/デジタルで入力してインターネットに送出。視聴できるプラットフォームは、Mac/Windows 10/iPad/Android/Chromecast/Amazon Fire TVで、Webブラウザを使って視聴する形になるとのこと。このうちハイレゾ音声の再生にフル対応しているのは、MacとWindows 10で(注:対応DAコンバーターが必要)、その他のプラットフォームは24bit/48kHzのロスレスPCMが最高品質になるとのことです。

今後、不特定多数の視聴者を対象とした実証実験が行われ、その第1弾となる配信イベントについては、近日中にアナウンスされるという『Live Extreme』。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。

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