SYNTH & MACHINE
6基のオシレーターを搭載した新世代ドローン・マシン、Electro-Faustus「EF209 DRONE KING」
Delptronicsとのコラボレーションで開発されたテルミン・シンセサイザー Theremorphで、シンセ・マニアからも一躍注目されるようになったElectro-Faustus。アメリカ・ニューヨークに工房を置く、とてもユニークな電子楽器メーカーです。1月の『The NAMM Show』でも常に多くの人をブースに集めていたElectro-Faustusが、久々の新製品「EF209 DRONE KING(ドローン・キング)」を発表しました。
「DRONE KING」は、名前のとおりポリフォニック・トーンを生成するドローン・マシン。世界的に高く評価されたEF109 Drone Thingの後継機で、フォームファクターなどは同一ですが、多くのポイントで進化を遂げています。最大の特徴は、音源となる6基のオシレーターがシリーズ接続ではなく、3基ずつ2つのバンクにセパレートされた点。これにより生成できる音色の幅が拡がり、さらには出力端子とは別にスルー端子も備わったので、ストンプなどとも柔軟に組み合わせられるようになりました。オシレーターは、ピッチ/LFOアマウント/LFOスピードといったパラメーターを操作することができ、加えてボリューム/アドバンス・フィルター/レゾナンスといったコントロールが用意されています。
白地にメタリック・ブルーのデザインも斬新な新世代ドローン・マシン、「DRONE KING」。Electro-Faustusのオンライン・ストアではすでに販売が開始されており、価格は249.95ドルとなっています。