GUITAR & STOMP
“アナログ・ハーモナイザー”を搭載した6音ポリのギター・シンセ、RPS Effects 「ARCADE MACHINE」がデビュー
アメリカ・ピッツバーグのストンプ・メーカー RPS Effectsが、新製品「ARCADE MACHINE(アーケード・マシーン)」を発売。そのユニークな機能に注目が集まっています。
カラフルなデザインが目を惹く「ARCADE MACHINE」は、入力音からレトロ・ゲームのような矩形波を生み出すギター・シンセサイザーの新製品。PLL(Phase Locked Loop)回路によってトラッキングした周波数を元に、アナログ回路で矩形波を生成し、出力段にはビブラートも搭載しています。そして「ARCADE MACHINE」の大きな特徴と言えるのが、“アナログ回路のハーモナイザー”(!)を搭載している点で、入力音と同じピッチの矩形波に加えて、2オクターブ下/1オクターブ下/1オクターブ上/2オクターブ上/フリー・インターバル、合計6ボイスの矩形波を生成することが可能。上部のノブでボイスごとのレベルを設定することもでき、エフェクティブ効きのビブラートと相まって、かなり厚みのあるサウンドを生み出すことが可能になっています。
RPS Effectsによると、12音階でインターバルを設定できる現時点で唯一のアナログ・ハーモナイザーという「ARCADE MACHINE」。価格は265ドルで、すでにオンライン・ストアでの販売は始まっています。さらなる詳細は、RPS EffectsのWebサイトをご覧ください。