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NAMM 2020: 200ドル以下で買えるMIDIインターフェース機能内蔵モジュラー・ケース、Cre8audio「NiftyCASE」
今年も盛大に開催された世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。初出展となるアメリカの新興メーカー Cre8audioは、昨年話題になったモジュラー・シンセ用ケースの新製品、「NiftyCASE(ニフティケース)」を大々的に展示していました。
ホワイト・カラーの筐体と木製サイド・パネルのコントラストが印象的な「NiftyCASE」は、3U/84HPのパワードEurorackケース。北米での販売価格は199.99ドルと安価ながら、MIDIインターフェース機能を標準装備しているのが大きな特徴です。背面にMIDI入力/MIDIスルー/USBの各端子が備わっており、2組のCV/Gate信号、任意のCV信号、クロック信号に変換して出力することが可能。DAW中心の制作環境にモジュラー・シンセを導入するには、バッチリのEurorackケースと言えるでしょう。電源容量は+12V:1,500mA/-12V:500mA/+5V:500mAと84HPのケースとしては十分で、内部の奥行きも55mmと余裕があるので、最近のモジュールなら問題なくマウントすることができます。今回の『The NAMM Show』では、2つの「NiftyCASE」を連結できる新しいサイド・パネルもお披露目され、大きな注目を集めていました。
「NiftyCASE」の主な特徴は、以下のとおりです。
- コスト・パフォーマンスに優れたパワードEurorackケース
- MIDIインターフェース機能を標準装備
- 3U/84HP、内部の奥行きは55mm
- +12V:1,500mA/-12V:500mA/+5V:500mAの電源を内蔵、パワー・ヘッダーは10個用意
- 背面にMIDI入力/MIDIスルー/USB/標準フォーン出力を装備
- 上部に2組のCV/Gate出力、CV出力、クロック出力、背面の標準フォーン出力に接続された2組の入力を装備
- 横幅446mm×奥行186mm×高さ68mm/重量1.8kg
「NiftyCASE」の販売は既に開始されており、北米での販売価格は199.99ドル。さらなる詳細は、Cre8audioのWebサイトをご覧ください。