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NAMM 2020: Novation、第三世代「Launchpad Pro」を発表…… 4トラック・シーケンサーを内蔵、PC無しでも使用可能に
一昨日始まった世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕に合わせて、Novationが第三世代「Launchpad Pro」を発表しました。
新しい「Launchpad Pro」は、筐体サイズは前世代よりもコンパクトになりましたが、64基備わったRGBパッドのサイズは拡大、感度も向上。これまで以上に優れた操作感を実現しています。そして第三世代「Launchpad Pro」の最大の特徴と言えるのが、4トラック/32ステップ仕様のオンボード・シーケンサーの搭載。これまでは、あくまでも“コントローラー”だった「Launchpad Pro」ですが、この世代からスタンドアローンのシーケンサーとしても機能するように。DAW上のソフトウェア・インストゥルメントのコントロールはもちろんのこと、DAWLESS環境のセンター・ピースとして、ハードウェア・シンセサイザーやドラム・マシンをシーケンスさせることも可能になっています(MIDI出力も2系統に拡張)。「Launchpad Pro」上でパターンを作成し、Ableton Live側にコピーするというワークフローもスムーズに行うことができ、作成したパターンをリアルタイムにエディットできる、マイクロ・ステップ/プロバビリティー/ミューテーション/シンク・レート/プレイ・オーダーといった機能も備えています。
第三世代「Launchpad Pro」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 64基のRGBパッドのサイズが拡大、感度も向上した現時点で最高のLaunchpad
- より密になったAbleton Liveとのインテグレーション
- 4トラック/32ステップ仕様のシーケンサーを内蔵。マイクロ・ステップ/プロバビリティー/ミューテーション/シンク・レート/プレイ・オーダーといった機能も搭載
- 「Components Editor」を使用して、コントロール・サーフェースとしての機能を自由に設定できる『カスタム・モード』。『カスタム・モード』は8種類保存可能
- RGBパッドを使ってハーモニーを素早く作成できる『コード・モード』
- MIDI入力とMIDI出力、さらに2番目のMIDI出力/スルー端子を装備
- USB-C端子
- 横幅268mm×奥行268mm×高さ18mm
「Launchpad Pro」は、2020年2月下旬発売予定で、北米での販売価格は349.99ドル。さらなる詳細は、NovationのWebサイトをご覧ください。