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NAMM 2020: IK Multimedia、音色を緻密にコントロールできる新しい発想のギター/ベース用DI、「Z-TONE」シリーズを発表
間もなく(日本時間:17日(金)深夜3:00)始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕を前に、IK Multimediaが新製品「Z-TONE Buffer Boost」と「Z-TONE DI」を発表しました。
ストンプ・ボックスのような外観の「Z-TONE Buffer Boost」は、エレクトリック・ギター/ベース用のプリアンプ内蔵DI。超ロー・ノイズのDIとして使用できるのはもちろんのこと、入力インピーダンスを連続的に可変できる『Z-TONE』、パッシブ/アクティブ・ピックアップ・セレクター、温かみのあるサウンド(JFET)と透明感のあるサウンド(PURE)を切り替えられる『JFET/PURE』スイッチといった機能を備え、使用するギター/ベースに合わせて、音色を緻密にコントロールできる点が大きな特徴です(IK Multimediaは、“トーン・シェイピング機能を備えた新しい発想のDI”とアピールしています)。さらには、長いシールドや多数のストンプ・ボックス使用時に本来の音色を維持するバッファー機能や、ボリュームを最大+10dBゲイン・アップできるブースター機能も搭載。出力はバランスのXLR端子とアンバランスのフォーン端子の両方を備え、9V電池/電源アダプター/XLR端子経由のファンタム電源で動作する3電源仕様になっているのも特徴です。
一方の「Z-TONE DI」は、「Z-TONE Buffer Boost」のDI機能/トーン・シェイピング機能をボックス型の筐体に収めた製品。『Z-TONE』やパッシブ/アクティブ・ピックアップ・セレクター、『JFET/PURE』スイッチといった機能はすべて備え、ゲインは-8dB〜+8dBの範囲で調整することが可能。バッファー機能は備えていませんが、「Z-TONE Buffer Boost」には無い-20dBのPADスイッチを搭載しているのがポイントです。
「Z-TONE Buffer Boost」と「Z-TONE DI」は2020年春に発売される予定で、価格はオープン・プライス、市場想定価格は「Z-TONE Buffer Boost」が22,800円前後、「Z-TONE DI」が19,800円前後となっています。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。