NEWS & INFO
NAMM 2020: コルグ、新世代ステージ・ビンテージ・ピアノ「SV-2」を発表…… SV-1の10倍以上のサンプルを収録
今月16日に始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕に先行して、コルグが新製品「SV-2」を発表しました。
88鍵モデルと73鍵モデルの2製品がラインナップされる「SV-2」は、高品位な音質と優れた演奏性能を両立したステージ・ビンテージ・ピアノの新製品。世界中で大ヒットを記録したSV-1のコンセプトを継承しつつ、10倍以上のサンプル・データを収録した新しい音源システム『EDS-X』を搭載。最大同時発音数も128音に拡張され、これまで以上に表現力豊かな演奏が可能になっています。ディスプレイやメニューを廃した直感的な操作性も「SV-2」の特徴で、パネルにはお気に入りの音色を瞬時に呼び出すことができる『フェイバリット・ボタン』を装備。音色のエディットや鍵盤のスプリット/レイヤー設定などがパソコン上で行えるエディター・ソフトウェア、「SV-2 Editor」も無償で提供されます(Mac/Windows対応)。また、イタリアのK-ARRAYとのコラボレーションで開発されたスピーカーも2基内蔵。電源を入れればすぐに演奏を楽しめる設計になっているのもポイントです。
「SV-2」の主な特徴は、以下のとおりです。
- ステージ・ビンテージ・ピアノの新世代モデル
- 88鍵モデル(SV-2S 88)と73鍵モデル(SV-2S 73)の2製品がラインナップ
- SV-1の10倍以上のサンプル・データを収録した新しい音源システム『EDS-X』を搭載
- 最大128音の余裕ある同時発音数
- 高品質な『RH(リアル・ウェイテッド・ハンバー・アクション)3』鍵盤を採用
- 直感的な操作性のフロント・パネル。お気に入りの音色を瞬時に呼び出すことができる『フェイバリット・ボタン』を装備
- 6種類の独立したエフェクト(3バンドEQ、プリFX、アンプ・モデル、モジュレーションFX、リバーブ/ディレイ、リミッター)
- 本物の12AX7Aを使用した真空管回路『Valve Reactor』
- イタリアのK-ARRAYとのコラボレーションで設計された2.5インチ・スピーカー(×2)と3インチ・パッシブ・ラジエーターを内蔵。アンプの出力は15W(×2)
- ステレオ・オーディオ出力は、アンバランス仕様の標準フォーン端子に加えて、バランス仕様のXLR端子も併装
- ヘッドフォン出力/ダンパー・ペダル入力/ペダル入力(×2)/MIDI入力/MIDI出力/USB端子
- 無償のエディター・ソフトウェア「SV-2 Editor」(Mac/Windows対応)
「SV-2」は2020年2月下旬発売予定で、価格はオープン・プライス、市場想定価格は88鍵モデルの「SV-2S 88」が180,000円、73鍵モデルの「SV-2S 73」が154,000円となっています。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。