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NAMM 2020: ローランド、『MIDI 2.0』にも対応予定の新型キーボード・コントローラー、「A-88MKII」を発表
今月16日に始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕に先行して、ローランドが新製品「A-88MKII」を発表しました。
「A-88MKII」は、88鍵仕様の新型キーボード・コントローラー。ピアノ・タッチのキーボードは、定評ある『PHA-4スタンダード鍵盤』を採用、奥行きを抑えたスリムなデザインながら、優れた演奏性能を実現しています。接続インターフェースはクラス・コンプライアント対応のUSB 2.0(端子はUSB Type-C)で、Mac/Windows/iOSデバイスに対応。Mac/Windowsで使用する場合はUSBバス・パワーで動作するため、接続はケーブル1本のみとシンプルです(iOSデバイスで使用する場合は、Apple Camera Connection KitとACアダプターによる電源供給が必要)。キーボードは3パート仕様で、それぞれ出力先を設定し、3つのゾーンにスプリット/レイヤーすることが可能。打鍵の感度や応答性なども細かくカスタマイズでき、サスティン・ペダル入力はもちろん、2系統のアサイナブル・ペダル入力も備えています。キーボードの左側には、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーに加えて、バックライト内蔵のパッドとノブをそれぞれ8つ搭載。パッドとノブの機能は自由にカスタマイズでき、Mac/Windows対応のコントロール・アプリも提供されます。そして注目は、MIDIの新世代規格、『MIDI 2.0』への対応も予定されている点。将来、高解像度/高機能な『MIDI 2.0』が普及しても、引き続き使い続けることができます。
「A-88MKII」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 88鍵仕様の新型キーボード・コントローラー
- 定評あるピアノ・タッチの『PHA-4スタンダード鍵盤』を搭載
- 奥行きを抑えたスリムなデザイン
- USB 2.0(端子はUSB-C)接続、Mac/Windows/iOSデバイスに対応。Mac/Windowsはバス・パワーで動作
- キーボードは3パート仕様、3つのゾーンにスプリット/レイヤーすることが可能
- アルペジエーター/コード・メモリー機能
- バックライト内蔵のパッドとノブをそれぞれ8つ搭載、各機能は自由にカスタマイズ可能(ユーザー・メモリー:8)
- Mac/Windows対応のコントロール・アプリ
- USB端子(USB Type-C)/MIDI入力/MIDI出力/サスティン・ペダル入力/2系統のアサイナブル・ペダル入力を装備
- 『MIDI 2.0』にも対応予定
- 横幅1,429×奥行274×高さ119mm/重量16.3kg
「A-88MKII」は、2020年3月下旬発売予定で、価格はオープン・プライス。市場想定価格は100,000円前後となっています。さらなる詳細は、ローランドのWebサイトをご覧ください。