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iConnectivity、新型MIDIインターフェース「mioXL/mioXM」を発表…… USB MIDI端子を多数搭載
iConnectivityが、新製品「mioXL」と「mioXM」を発表しています。

フラッグシップ・モデル「mioXL」

「mioXL」の機能をコンパクト筐体に凝縮した「mioXM」
「mioXL」は、iConnectivityの新しいフラッグシップMIDIインターフェースで、「mioXM」は、そのコンパクト・モデル。どちらもMac/Windows/iOSデバイスに対応し、USB MIDI端子、一般的なDIN MIDI端子、ネットワーク用のRTP-MIDI端子、コンピューターやタブレット/スマートフォンとの接続用のUSB端子を装備。付属のコントロール・ソフトウェア「Auracle 2.0」を使用して、MIDIデバイス/MIDIチャンネルを縦横無尽にルーティングできます。

「mioXL」の背面に備わった6基のUSB MIDI端子(4基は前面に搭載)とRTP-MIDI端子
「mioXL」と「mioXM」の大きな特徴と言えるのが、現在多くの機器で採用されているUSB MIDI端子(USB Type-A端子)を多数装備している点(「mioXL」は10基、「mioXM」は4基)。これによってDIN MIDI端子を備えていないキーボード・コントローラーやコントロール・サーフェースなどを複数台、容易に接続することが可能になっています。最新のRTP-MIDI規格に準拠しているのもポイントで、LANケーブルでネットワークを組むことにより、最大100mの長距離MIDI接続を実現。「mioXL」は22、「mioXM」は12の“バーチャル・ネットワーク・ポート”を利用でき、USB MIDI、DIN MIDI、コンピューター/タブレット/スマートフォンを自由にアサインすることができます。

「mioXM」の前面に備わったDIN MIDI端子、RTP-MIDI端子、コンピューター/タブレット/スマートフォン接続用のUSB端子
「mioXL」と「mioXM」の主な特徴は、以下のとおりです。
- iConnectivityの次世代MIDIインターフェース
- Mac/Windows/iOSデバイスに対応(専用USB Type-B端子を装備)。iOSデバイスは、Camera Connection Kit経由/Wi-Fi/Ethernetの接続をサポート
- USB MIDI端子(USB Type-A端子)を10基(mioXL)/4基(mioXM)を装備
- USB DIN端子を8ch入力・12ch出力(mioXL)/4ch入力・4ch出力装備(mioXM)
- RTP-MIDI端子(RJ-45端子)を装備。「mioXL」は22、「mioXM」は12の“バーチャル・ネットワーク・ポート”を利用でき、コンピューター/タブレット/スマートフォンを複数台接続することも可能
- MIDIルーティング/マージ/フィルタリングなどを設定できる「Auracle 2.0」コントロール・ソフトウェア
- 32種類(mioXL)/4種類(mioXM)のプリセットをフロント・パネルから切り替え可能
- ドライバー無しで動作
「mioXL」と「mioXM」は、間もなく出荷開始予定で、北米での販売価格は「mioXL」が499.99ドル、「mioXM」が299.99ドルとなっています。詳しくは、iConnectivityのWebサイトをご覧ください。