NEWS & INFO
音をダイナミックにコントロールできるパフォーマンス・エフェクター、Enjoy Electronics「RemindeЯ」がデビュー
イタリア・カリトリの新興メーカー、Enjoy Electronicsが、新製品「RemindeЯ(リマインダー)」の予約販売を開始しています。
『SUPERBOOTH19』で初披露された「RemindeЯ」は、デスクトップ型のパフォーマンス・エフェクター。2基のレゾナンス付きフィルター、ステレオ・ディレイ、ダブル・パルス・ディレイ、フィルター内蔵リバーブ、モジュレーション用LFOといった機能を搭載し、開発元のEnjoy Electronicsは、“最もパワフルでクリエイティブなオール・イン・ワン・エフェクト・ユニット”と謳っています。メインのフィルターは、1基のノブでローパス〜ハイパスを連続可変でき、核となるステレオ・ディレイは、左右のタイムを独立して設定することが可能。加えて、ダブリング的にディレイ音を返すことができる“ダブル・パルス・ディレイ”というユニークな機能も備えています。“1パラメーター=1ノブ”の直感的な操作性も「RemindeЯ」の特徴で、左右のディレイのオフセットなどを視覚的に把握できる有機ELディスプレイも装備。入力音をダイナミックかつ大胆にコントロールできる、“楽器的なマルチ・エフェクター”という印象です。
「RemindeЯ」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 複雑なリズミック・エコーで空間と広がりをもたらす包括的なオール・イン・ワン・ソリューション
- 専用のノブですべてのパラメーターを直接操作することが可能
- 複雑なリズミック・パターンを生み出す完全に独立したステレオ・ディレイ
- サイズとレゾナンス付きハイパス・フィルターをコントロールできるリバーブ
- ダブル・パルス・ディレイ
- ローパスとハイパスをモーフィングできる2基のレゾナント・フィルター
- 4種類の波形を選択できるシンク対応のLFO
- レフト・フロント/レフト・バック/ライト・フロント/ライト・バックの4台のスピーカーに出力できる完全なクアドラフォニック・システム
- 原音/エフェクト音/ダブル・パルス・ディレイのバランスを調整できるミキサー
- アサイン可能なフット・スイッチ入力
- タップ・テンポ機能
- 直感的な有機ELディスプレイ
- USBおよび5pinのMIDIインターフェース機能(イン/アウト/スルー)
- 24bit/96kHzの高品位な音質
- USBから電源供給
「RemindeЯ」の予約販売は、Indiegogoのクラウドファンディングによって行われており、79台限定のリミテッド・エディションの価格は640ドル(一般販売時の予定価格は717ドル)で、出荷は2019年12月予定。残念ながら現時点では日本から注文することはできませんが、クラウドファンディング終了後は一般販売を予定しているとのこと。詳しくは、Indiegogoのキャンペーン・ページをご覧ください。