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Buchla初のデスクトップ音源モジュール、「Easel Command」の予約販売が開始…… 2,999ドルで手に入るBuchla

Buchla USAが、『Knobcon Number Eight』で発表した新製品、「Easel Command(イーゼル・コマンド)」と「208C」の予約販売を開始。予約販売は、Kickstarterでクラウドファンディング形式で行われています。

Buchla USA -  Easel Command / 208C

「Easel Command」とLEM218(『Knobcon Number Eight』にて)

2019年9月6日から8日にかけて、アメリカ・シャンバーグで開催された北米最大規模のシンセサイザーの祭典、『Knobcon Number Eight』。そこで来場者の注目を一際集めていたのがBuchla USAの新製品、「Easel Command」と「208C」です。「208C」は、Buchla 200シリーズの208 Stored Program Sound Sourceの機能をブラッシュ・アップした新製品。Music Easelの音源部としても知られる208 Stored Program Sound Sourceは、4U/4HPのコンパクト筐体に西海岸シンセサイザーのエッセンスを凝縮した多機能モジュールです。一方の「Easel Command」は、「208C」をデスクトップ型ケースに搭載し、MIDIに対応させたスタンドアローン・バージョン。言ってみれば208 Stored Program Sound Source(Music Easel)の“デスクトップ音源モジュール版”であり、キーボード・コントローラーや他のデバイス、DAWなどと容易に組み合わせられるのが特徴です(Kickstarterのキャンペーン・ページやYouTubeでは、Arturia KeyStepやElektron Digitakt、Ableton Liveと共に使用する動画が紹介されています)。「Easel Command」は、価格も2,999ドルからと比較的安価で、これまでで最も敷居の低いBuchlaと言っていいでしょう。

Buchla USA -  Easel Command / 208C

Elektron Digitaktと組み合わせた「Easel Command」

208 Stored Program Sound Sourceとの違い/「208C」の新機能は、以下のとおりです。

Easel Command」と「208C」の予約販売はKickstarterで始まっており、価格は「Easel Command」が2,999ドル以上で、「208C」が2,599ドル以上。また、一足早く入手できるジョエル・ダヴェル(Joel Davel)のサインおよびエディション・ナンバー入り限定版「208C」も2,699ドル以上(20台限定)、Buchla Thunderオーバーレイ付きのSensel Morphが付属した「Easel Command」も3,299ドル以上で用意されています。すべて限定特製Tシャツも同梱され、出荷は限定版「208C」が2019年12月、他は2020年1月予定とのこと。詳しくは、Kickstarterのキャンペーン・ページをご覧ください。

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