
NEWS & INFO
Dreadbox、Erebus V3 Special Editionを発売 〜 人気のセミ・モジュラー・シンセサイザー、Erebus V3の特別モデル
DreadboxがErebus V3の特別モデル、Erebus V3 Special Editionを発売しました。

Erebus V3 Special Editionは、アメリカの楽器店Sweetwater主催のイベント、『GearFest 2019』(2019年6月21〜22日、アメリカ・フォートウェインで開催)に合わせて企画された特別モデル。機能的にはErebus V3と同一ですが、同社のマルチ・エフェクター、Hypnosisと同系統の’80s風デザインになっているのが特徴です。

Dreadboxのマルチ・エフェクター、Hypnosis
元になっているErebus V3は、欧米で人気のセミ・モジュラー・シンセサイザー、Erebusの第三世代モデル。一見、シンプルなアナログ・シンセサイザーという印象のErebus V3ですが、トリプル・オシレーター仕様、自動チューニング、トリプル・リング・モジュレーター、ローファイ・エコーなど、ユニークな機能を数多く備えているのがポイントです。もちろん、右側に配されたパッチ端子も大きな特徴の一つで、Eurorackなどと組み合わせて使用することが可能。各セクションの入出力が表に出ているだけでなく、VCAやサンプル&ホールド、ホワイト・ノイズ・ジェネレーター、クロック・ジェネレーターなども利用できるようになっています。

元になったErebus V3
Erebus V3/Erebus V3 Special Editionの主な特徴は、以下のとおりです。
- アナログ・デュオフォニック・シンセサイザー
- 3基のオシレーター
- オート・チューニング機能
- ユニークなトリプル・リング・モジュレーター機能
- 12dB/Octのレゾナンス付きマルチモード・フィルター
- アンプ専用のADSRエンベロープ・ジェネレーター
- ローファイ・エコー
- ループ対応のモジュレーション用ADSRエンベロープ・ジェネレーター
- ホワイト・ノイズ・ジェネレーター
- 3基のLFO
- 自由にパッチできる独立したVCA
- アナログ・クロック・ジェネレーター
- 自由にパッチできるサンプル&ホールド
- 合計35のパッチ端子
- 横幅35cm×奥行18cm×高さ5.5cm
- 重量2.38kg
『GearFest 2019』は終了しましたが、Erebus V3 Special EditionはSweetwaterのオンライン・ストアで引き続き販売されており、価格は599ドル。Erebus V3 Special Editionについて詳しくはSweetwaterの製品ページ、Erebus V3について詳しくはDreadboxのWebサイトをご覧ください。