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INTERVIEW

MOTUの研究開発責任者が語る、ループ・トリガーにも対応した新世代DAW、「Digital Performer 10」のすべて

前身のPerformer時代を含めると、今年で発売34周年になるDAWソフトウェア、MOTU Digital Performer。その洗練されたユーザー・インターフェースと強力なMIDI/オーディオ機能は、世界中の名だたる音楽家/オーディオ・エディターから支持を集めており、これまで『Electronic Musician Editors Choice』をはじめとする権威あるアワードを幾度となく受賞してきました。長らくMacのみをサポートしてきたDigital Performerですが、2012年にリリースされたバージョン8で遂にWindows対応を果たし、近年これまで以上にユーザーの裾野を広げています。今春リリースされた最新バージョンの「Digital Performer 10」では、ループ/フレーズをリアルタイムにトリガーできる『クリップ・ウィンドウ』が追加され、Zynaptiq製アルゴリズムを基盤とする高品位な『ストレッチ・オーディオ』機能も搭載。定評あるユーザー・インターフェースも、画期的な『スケーラブルUI』によってさらに使いやすくなるなど、大幅な進化を遂げました。そこでICONでは、MOTUの研究開発を牽引するR&Dディレクターのベネット・サイクス(Bennett Sikes)氏にインタビュー。Digital Performerのバックグラウンドと、新しいバージョン10の新機能についてじっくりと話を伺ってみました。MOTUのエグゼクティブのインタビューが記事になるのは珍しいと思うので、Digital Performerユーザーならずともぜひご一読ください。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

アメリカの“ハイテク・ハブ”で生まれ、今年で発売34周年を迎えた歴史あるDAW、Digital Performer

——— MOTUは、80年代から音楽制作ソフトウェアを販売してきた、この世界を代表する老舗メーカーです。「Digital Performer 10」の話に入る前に、会社の成り立ちをあらためておしえていただけますか。

BS 分かりました。MOTUは、アメリカ・ボストンに本社を置くテクノロジー・カンパニーです。会社の規模としては、“ミディアム・サイズ”と言っていいでしょう。1984年、MIT(マサチューセッツ工科大学)のスタートアップとして、ボストン郊外のマサチューセッツ州ベルモントで創業し、間もなくイースト・ケンブリッジのケンダル・スクエアというMITからすぐの場所に移りました。その後、ハーバード大学が中心にあるハーバード ・スクエアに本社を移転し、それ以降、ボストンの各所に工場や倉庫、物流拠点を開設していったのです。私がMOTUに入社したのは30年以上前の話で、自身のキャリアの大部分を占めています。現在は研究開発部門のR&Dディレクターという職にあります。

——— アメリカ随一の学園都市であるボストンは、テクノロジー・カンパニーが多いことでも知られています。

BS ボストンはアメリカで、“ハイテク・ハブ”として認知されており、MOTUもその中の一企業として捉えられています。MOTUが創業したのは、35年も前のことになりますが、今でもハイテク・スタートアップの印象が強いままなのではないでしょうか。私たちはボストンに拠点を置いていることを、自社の大きな強みだと感じています。なぜなら、MITやハーバード大学といった世界的な教育機関、さらにはバークリー音楽大学をはじめとする名だたる音楽大学があり、そういった学校から有能で活気のある人材がMOTUに集まっているからです。また、音楽や芸術が街に溢れた活力も私たちの支えになっています。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

MOTU R&Dディレクター、ベネット・サイクス(Bennett Sikes)氏

——— MOTUの長い歴史の中で、ターニング・ポイントとなった製品というと?

BS 何と言ってもPerformerでしょうね。Performerは、私が入社する直前に開発された製品ですが、当時のMOTUのプログラマーたちはApple Macintoshの革新性に触発されて、あのソフトウェアを開発したのです。Macintoshプラットホーム向けに開発された最初の音楽制作ソフトウェアの一つであるPerformerは、すぐにMIDIシーケンサーのスタンダードの地位を確立し、間もなく最初のノーテーション・ソフトウェアの一つであるProfessional Composerを併合しました。私たちはPerformerによって、世界中の音楽家にコンピューター中心の制作環境を普及させ、この業界の第一人者となることができたのです。

MIDIインターフェースも私たちが成長する上でターニング・ポイントとなった製品の一つです。90年代初頭、1台のコンピューターで扱えるMIDI信号は16chあるいは32chに限られていましたが、私たちはMIDI Timepieceという革新的なハードウェアによって、その限界を打ち破りました。世界初のマルチ・ポートMIDIインターフェースであるMIDI Timepieceは、1台のコンピューターで128chものMIDI信号を扱うことを可能にしたのです。その後、多くのバリエーション・モデルを発売し、私たちはMIDIに対するあらゆるニーズに応えてきました。

もちろんDigital Performerも、MOTUの歴史の中でとても重要な製品です。MIDIシーケンスとデジタル・オーディオを並列に扱うことを可能にしたDigital Performerは、DAW=デジタル・オーディオ・ワークステーションを定義した画期的な製品と言えます。その後、多くの機能を追加することで、業界をリードするソフトウェアへと進化していきました。

Digital Performerの発売に合わせて、私たちはオーディオ・インターフェースも自社で開発しました。中でもご存じ2408は、DAW用オーディオ・インターフェースのマイル・ストーンとなった製品です。その後もコンスタントに開発を続け、この業界で初めてFireWireに対応した828、Thunderbolt対応の828x、AVB対応の1248と、その時代、時代に合わせて最高のオーディオ・インターフェースを世に送り出してきました。近年、私たちが注力しているAVB対応の新しい製品ラインは、音楽制作の分野だけでなく、設備音響といった業務市場でも非常に高い評価を受けています。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

2003年の『The NAMM Show』で発表、OS Xに対応したDigital Performer 4.0

——— MOTUの歴史を振り返ると、発売以来Macのみ対応だったDigital PerformerがWindowsに対応したことも、非常に大きな出来事だったと思います。

BS おっしゃるとおりです。オーディオ・インターフェースやソフトウェア・インストゥルメントなど、私たちのほとんどの製品はMac/Windows両方に対応したクロス・プラットホーム仕様になっていますが、唯一、Digital Performerだけが例外でした。それはDigital Performerというソフトウェアが、基盤となるOSに求める水準が高く、すべての機能をWindows上で実現するのが困難だったからです。しかし近年、WindowsもOSとして非常に成熟してきたため、Digital Performerの高度な機能が実現できると判断し、私たちは長年の課題だったWindows版の開発に取り組みました。おかげさまでWindows版Digital Performerは、発売以来とても好評です。

——— 他のDAWメーカーと比較したMOTUの強みというと?

BS 最大の強みは、自社製ソフトウェアとハードウェアによる完全なソリューションを提供していること、そして30年以上にわたって蓄積してきたノウハウを音楽制作と業務音響の両方の分野で持っていることだと思います。私たちは、IntelやApple、MicrosoftといったITの巨人の動向に注目し、業界のトレンドを常に意識しながら製品開発を行っています。最新の技術を基盤とした先進的なソフトウェアとハードウェアを、音楽家やエンジニア、プロデューサーに向けて開発しているテクノロジー・カンパニー、それがMOTUなのです。この業界は近年、大企業による有力メーカーの買収が続き、市場環境は目まぐるしく変化していますが、私たちは一貫して経営体制を維持しています。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

ループ/フレーズをトリガーできる『クリップ・ウィンドウ』など、数多くの新機能が盛り込まれたDigital Performer 10

——— 先頃、Digital Performerの最新バージョンとなる「Digital Performer 10」がリリースされました。ループ/フレーズを直感的にトリガーできる『クリップ・ウィンドウ』や、オーディオをより柔軟に扱うことができる『ストレッチ・オーディオ』といった新機能が追加され、これまで以上に規模の大きなバージョン・アップという印象を受けます。「Digital Performer 10」の開発プロジェクトは、いつ頃スタートしたのでしょうか。

BS ユーザーのみなさまに常に満足してお使いいただくために、私たちは製品の研究開発を絶えず行なっています。Digital Performerのメジャー・バージョン・アップは、大体1年半から2年の間隔で実施していますが、ユーザーのみなさまに新機能をいち早く提供するために、その間もフリーのアップデートを何度も実施しているのです。例えば、前のバージョン9は2016年初頭にリリースしましたが、その年末にはバージョン9.1を、2017年秋にはバージョン9.5をリリースしました。どちらもコンマ以下のフリー・アップデートではありますが、プラグイン処理をプリ・レンダリングすることでCPU負荷を抑制する『Pre-gen』エンジンなど、今後の基盤となる重要な新機能が数多く盛り込まれていたのです。それらをメジャー・バージョン・アップを待たずにコンマ以下のフリー・アップデートで実装したのは、私たちには“Digital Performerは常に最高のDAWであるべき”というコミットメントがあるからです。

ですので、「Digital Performer 10」の開発プロジェクトがいつからスタートしたと簡単に言うことはできません。「Digital Performer 10」の新機能の中には、長い開発期間を経て実現したものもありますし、開発からわずか数ヶ月で実装したものもあります。私たちはDigital Performerの開発を、休むことなく続けているのです。

——— それでは「Digital Performer 10」の新機能について伺っていきます。今回、最も注目を集めているのは『クリップ・ウィンドウ』だと思いますが、なぜ今回、このようなループ/フレーズのトリガー機能を搭載したのですか?

BS 今やループ・ベースの音楽制作は、完全に正統なワーク・フローの一つになったからです。ループ・ベースの音楽制作を好む人は増え続けていますし、それだったらDigital Performerの一機能として実装し、標準的に利用できるようにすべきだと考えました。ただ、Digital Performerをループ・ベースの音楽制作に対応させるのであれば、これまでに無い新しい形で実装しなければ意味がありません。そこで私たちは、従来のタイム・ベースのワークフローとループ・ベースのワークフローを分断するのではなく、両者を最良の形で融合することにしました。例えば「Digital Performer 10」では、タイムラインでシーケンスを再生している間でもループ/フレーズを自由にトリガーすることができ、またタイムラインと『クリップ・ウィンドウ』では素材を自由に受け渡すことが可能になっています。さらにはクリップのシーケンスを事前にスタックできる『クリップ・キューイング』という機能も搭載し、手動トリガーではないキューの管理も完璧に行えるようにしました。この『クリップ・キューイング』に関しては、他のDAWには無いDigital Performer独自の機能と言えます。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

ループ/フレーズを自在にトリガーできる『クリップ・ウィンドウ』

——— オーディオ素材を柔軟に扱うことができる『ストレッチ・オーディオ』も「Digital Performer 10」の目玉機能の一つですね。

BS おっしゃるとおりです。前のバージョン9で、Zynaptiqが開発した業界最高のプロセッシング・アルゴリズム『ZTX PRO』を採用しましたが、その時点で既に『ストレッチ・オーディオ』と『BEAT DETECTION 2.0』の実装を見据えていました。ユーザーは『ストレッチ・オーディオ』によって、これまで以上に柔軟にオーディオを扱うことができます。オーディオのタイミングを細かく調整したい場合は、新しい“Stretch Edit”レイヤーを使ってアンカー・ポイントを操作し、楽曲全体のテンポを変えたい場合は、ストレッチ・モードを有効にするだけというシンプルさです。プロジェクトにオーディオ素材をドラッグ&ドロップすれば、タイムラインはまるで魔法にかかったかのようにスナップします。現在市場に出回っているDAWの中で、最高のオーディオ編集機能と言っていいでしょう。

——— 『BEAT DETECTION 2.0』は、どのあたりが進化しているのですか?

BS 『BEAT DETECTION』は、その名のとおりオーディオ素材からビートを検出する機能ですが、「Digital Performer 10」の『BEAT DETECTION 2.0』では、複数チャンネルのステムや2ミックスからもビートを検出できるようになりました。『BEAT DETECTION 2.0』と『ストレッチ・オーディオ』の組み合わせによって、ユーザーはあらゆるオーディオ素材をプロジェクトに一致させることが可能になります。

——— タイム・ストレッチ/ピッチ・シフトのアルゴリズムには、『ZTX PRO』の他にも評価されているものがあります。『ZTX PRO』を採用した理由についておしえてください。

BS 現時点でベストなアルゴリズムだと思っているからです。ここで言っておきたいのは、私たちはZynaptiqから提供されたアルゴリズムをそのまま実装しているわけではないということです。私たちはZynaptiqのエンジニアと協力し、『ZTX PRO』がDigital Performerのどの部分でどのように適用するか、継続的に改善しています。その結果、Digital Performerでは『ZTX PRO』が、今まで使われたことがない方法で組み込まれています。Zynaptiqは、Digital Performerに『ZTX PRO』が組み込まれたことによって新たな境地を切り拓いたと感じているようで、私たちの製品開発にとても柔軟に対応してくれています。

MOTU Digital Performer 10 - Interview

『ZTX PRO』によって高品位で柔軟なオーディオ編集を実現

——— 前バージョンと「Digital Performer 10」では、音質的な違いはありますか?

BS あります。なぜならDigital Performerのオーディオ・エンジンは、常に改善されているからです。それに新しい『ストレッチ・オーディオ』によって、コンダクター・トラックのカーブに合わせて徐々にテンポが変化する場合など、タイム・ストレッチ時の音質も大幅に向上しています。

——— 表示の明瞭度を保ったまま、ウィンドウを自由にリサイズできる『スケーラブルUI』も「Digital Performer 10」の大きな新機能ですね。

BS 『スケーラブルUI』は、今回の最も重要な機能強化の一つです。ここ数年でRetinaディスプレイや4Kディスプレイといった高解像度ディスプレイが一気に普及し、それを最大限活用できるユーザー・インターフェースの実装は私たちにとって大きな課題でした。新しい『スケーラブルUI』では、ウィンドウを拡大/ズームしてもピクセル化されることはなく、文字や境界線が鮮明に表示されます。私たちはユーザー・インターフェース機能をとても重視しており、今後のアップデートでもさらに強化していく予定です。

——— その他の新機能についてもおしえてください。

BS 「Digital Performer 10」で追加された新機能は、数十にも及びます。あらゆるファイルに素早くアクセスできる『コンテンツ・ブラウザー』、業務用コンソールでの伝統的なミキシングが行える『VCAフェーダー』、高精度なオーディオ編集を実現する『STREAMLINED WAVEFORM EDITOR』、VST3への対応などなど……。Big Fish AudioやLucidsamples、Loopmastersといった名だたるメーカーの協力で実現した、6GB以上のフリー・ループ/サンプル・パックが付属するのも「Digital Performer 10」の大きなフィーチャーの一つです。私たちは製品をアップデートする際、革新的な新機能の実装、既存機能の強化、ユーザーからの要望の反映、この3つをすべて満たさなければならないと考えています。もちろん「Digital Performer 10」は、この3つの要件を満たしたメジャー・バージョン・アップに相応しい内容であると自負しています。

——— ベネットさんが個人的に最も気に入っている新機能というと?

BS やはり『クリップ・ウィンドウ』です。シーンを別の順序でトリガーするだけで楽曲の構成を変えられるこの機能は、本当に素晴らしいと感じています。

——— 市場にはAvid Pro ToolsやAbleton Live、Apple Logicなど、たくさんのDAWが存在します。それらのDAWと比較したDigital Performerのアドバンテージはどこにあると思いますか。

BS どのDAWもバージョン・アップを重ねるにつれ、機能的には似通ってきていると思いますが、それでもDigital Performerには他のソフトウェアには見られないユニークな機能が数多く備わっています。その最たるものが『チャンク』機能で、他のDAWにも精通しているユーザーと話をすると、みなさん必ずと言っていいほど“『チャンク』があるからDigital Performerを手放せない”とおっしゃいます。

『チャンク』について簡単にご紹介すると、1つのプロジェクトの中で複数のシーケンスを扱うことができる機能です。楽曲制作を行っていると、少し構成を変えた別バージョンを試したくなるものですが、『チャンク』を使えば、1つのプロジェクトの中で複数のバージョンを作ることができます。楽曲を構成する要素をコーラス、ヴァース、ブリッジ、イントロ、アウトロとして扱い、それらを自由に組み合わせて別バージョンを簡単に作ることができるのです。この機能は、様々なバリエーションを作らなければならない映像作品の作曲家からも絶大な支持を集めています。テレビ・コマーシャルの作曲家は、『チャンク』によって30秒バージョンや15秒バージョンといったバリエーションを簡単に作ることができるわけですからね。Digital Performerのヘヴィ・ユーザーほど、『チャンク』をどれだけ気に入っているかということを熱心に話してくれます。

Digital Performerを作曲家向けのDAWと思っている人もいるかもしれませんが、その高品位で高精度なオーディオ機能は、他の追随を許さないものであると考えています。Digital Performerでは、すべてのオーディオを完全にサンプル単位で扱います。他のDAWではオーディオ編集を行った際、知らない間にトラック間の位相の問題が発生しているのですが、Digital Performerではそういった問題は起こりません。いまだにDigital PerformerのことをMIDIシーケンサーと捉えている人がいるかもしれませんが、その中身は非常にシリアスなツールなのです。「Digital Performer 10」は、Zynaptiqの『ZTX PRO』を採用した唯一の主要DAWです。これだけでもDigital Performerを使う価値があると考えています。

あまり知られていませんが、Digital Performerは主要DAWの中で最もカスタマイズ性能に優れたソフトウェアだと言えます。何十種類ものテーマが用意されており、Pro Toolsのような感覚で使用するための“MOTools”というテーマもあります。Digital Performerのカスタマイズ機能は、それぞれのテーマが操作性と全体のディテールを維持している点が重要です。単純に色合いを変えているだけではありません。そして見た目だけでなく、ほぼすべての機能を任意のキーやMIDIトリガーに割り当てることもできます。ユーザーのみなさんは、Digital Performerの優れたカスタマイズ性能について、非常に高く評価しています。

——— 最後にこの記事を読んでいる日本の人たちにメッセージをお願いいたします。

BS この30年間、日本はMOTUにとって最も強い市場であり続けています。私たちが日本語ローカライズされた製品を常にリリースしているのは、みなさんの熱い支持があってこそなのです。私たちは日本市場に全力で取り組んでいます。「Digital Performer 10」を使用して、何かリクエストがありましたらぜひお知らせください。私たちは今後の開発計画にみなさんからの要望を組み入れることでしょう。日本のみなさんの長年にわたるサポートに深く感謝します。

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