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エンジニア 杉山勇司氏を講師に迎えた全7回のミックスダウン・セミナーが開催…… 先着6名はマンツーマン・レッスンも
年明け1月19日(土)から、レコーディング・エンジニア 杉山勇司氏を講師に迎えたミックスダウン・セミナー、『音楽をつくるために必要な基本姿勢とその実践 〜 杉山勇司MIXセミナー2019』が開催されます。
これまで何度か東京・大阪で開催され、好評を博しているミックスダウン・セミナー、『音楽をつくるために必要な基本姿勢とその実践』。X JAPANやLUNA SEA、東京スカパラダイスオーケストラなど、多くのアーティストを手がけてきたベテラン・エンジニア 杉山勇司氏が、実践的なミキシングを直接指導する少人数制の有料セミナーです。講義は7回に分けて行われ、“音の聴き方”からEQ/ダイナミクスなどのエフェクト処理、さらには基本的な電気知識に至るまで、ミックスダウンに必要な知識/技術を杉山氏が丁寧に解説。今回は受講者のミックス音源をチェックする『ミキシング・クリニック』に加えて、受講者に1対1で指導する『マンツーマン・レッスン』(!)も行われるとのことです(『マンツーマン・レッスン』は先着6名限定)。
日程は年明け1月19日(土)から4月13日(土)までの全7回で、場所は東京・渋谷のMIM OfficeとRock oNリファレンス・ルーム。受講料は、通常授業のAコースが54,600円(税込/7回分)、通常授業に60分のマンツーマン・レッスンが付いたBコースが64,600円(税込/7回分/先着6名)となっています。定員は13名で、受講申し込みの締め切り日は年明け1月12日(金)。さらなる詳細は、主催のRock oN ComapnyのWebサイトをご覧ください。
杉山勇司氏からいただいたコメントを紹介します。
機材が進化して、家ですべてができるようになって久しい。ぼくも今ではほとんど自宅でPro Toolsを使ってミックスしていますが、最近、もう一度基礎に立ち返らなければいけないなと思う瞬間がよくあるんです。新しい技術によって、昔では考えられないミックスができているかと思ったら、実は全然そうではなかった。例えば、Auto-Tuneのようなピッチ補正は、実は昔から手動でやっていましたし、トラックのタイミングを揃えるのも同じで、エンジニアが職人的にやっていたことがDAWとプラグインのおかげで誰でも簡単にできるようになったというだけで。実はそんなに進歩していなくて、もしかしたら退化していることの方が多いんじゃないかと思っているんです。最先端テクノロジーを追いかけることはもちろん大切ですが、それを扱う人間の方が重要。これまで何度か行なっているこのミックスダウン・セミナーで改めてそのことを実感し、それは自分にとっても大切なことだと思いました。レコーディング・エンジニアを目指している人、自分でミックスをしている作家さん、ミックスダウンの基礎を改めて学んでみませんか。ここで学ぶことができる知識や技術は普遍的なもので、必ずやこれからの糧になってくれるはずです。このセミナーは自分自身のOSアップデートのためと思ってください。