Enhancia ??? pic.twitter.com/W6ILhXieKR
— ICON (@ICON_jp) 2018年1月25日
NEWS & INFO
NAMM 2018: フランスのスタートアップ企業、Enhanciaが指輪型のワイヤレス・コントローラーをお披露目
今月初頭の『CES 2018』で注目を集めた謎の指輪型コントローラーが『The NAMM Show』でもお披露目されました。
フランスのEnhancia社が現在、鋭意開発を進める指輪型のウェアラブル・コントローラー(名称は未発表)。Enhancia社は、3年前に大学を卒業したばかりの若者数名が立ち上げたスタートアップ企業です。
この指輪型コントローラーは、ワイヤレス通信を行う小型のハブをUSBで楽器やコンピューターに接続して使用します。指輪型コントローラーの中には高性能センサーが9つ内蔵されており、装着された指先の動きをデータとしてハブに送信。プレーヤーはそのデータを、ビブラートなどの演奏情報として利用できるというわけです。言葉で説明するよりも、使用している様子を見てもらった方が早いと思いますので、Twitterにアップしたビデオをご覧ください。
デモ演奏ではコントローラーからコードが出ていますが、先述のとおりハブとの通信はワイヤレスで行われます。ワイヤレスのデータ通信には独自のプロトコルが使われているそうで、全体のシステムは特許申請中とのことです。
キーボード演奏に表現力を付加できるコントローラーということで、Expressive E Touchéを想起させますが、同じフランスでもまったく関係は無いとのこと。指輪型かつワイヤレスということで、アイディア次第で様々な使用方法が考えられそうです。
この指輪型ウェアラブル・コントローラー、今年3月にKickstarterでクラウドファンディングが実施されるとのこと。気になるのがその価格ですが、“300ドル以下で出したい”とのことでした。Enhancia社のWebサイトではメーリング・リストの受付を開始していますので、興味を持った方はぜひ登録してください。
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