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IK Multimedia、キーボードとオーディオIFを統合した新製品「iRig Keys I/O」を発表! 数万円相当のソフト音源もバンドル

IK Multimediaが新製品、「iRig Keys I/O」を発表しています。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

“音楽制作ステーション”を謳う「iRig Keys I/O」は、フル・サイズのキーボード・コントローラーと、24bit/96kHz対応のオーディオ・インターフェースが統合された新しいタイプの製品。今年1月のNAMM Showで一部の関係者に公開され、注目を集めていたニュー・カマーです。SampleTank 3(フル・バージョン!)やSyntronik Pro-Vなど、数万円相当のソフトウェアもバンドルされ、あとはDAWとパソコン(あるいはiPhone/iPad)を用意すれば音楽制作を開始することができます。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

iRig Keys I/O」には、25鍵モデルと49鍵モデルの2製品がラインナップされ、どちらもベロシティ対応のフル・サイズ鍵盤(シンセ・タッチ)を搭載。上部には、タッチ・センシティブ対応のスライダー(2本)と同じくタッチ・センシティブ対応のエンコーダー(4基)が備わり、任意のパラメーターを自由にアサインすることが可能。右上には、ベロシティ対応のマルチカラー・パッドも用意され(8基)、ドラムの打ち込みなども快適に行えるようになっています。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

一方、オーディオ・インターフェースは、アナログ1ch入力/2ch出力というミニマムな仕様ながら、24bit/最高96kHz対応。入力部にはクラスAのマイク・プリアンプ回路が搭載されており(48Vファンタム電源供給にも対応)、マイクや各種楽器などを直接繋ぐことが可能になっています(端子は、XLR/フォーン兼用のNeutrik製コンボ・タイプ)。出力はTRSフォーンが2系統のバランス仕様。独立したヘッドフォン端子も備わっています。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

Mac/Windowsだけでなく、iOSデバイス(iPhone/iPad)でも利用できるのは「iRig Keys I/O」の大きな特徴(AppleのMFiに準拠)。パッケージにはLightningケーブルが同梱され、アダプターなどを使用せず、ダイレクトに接続することができます。電源はUSBバス・パワー/単3電池4本/電源アダプター(別売)の3方式に対応し、電源アダプターを使用した場合はiOSデバイスへの給電にも対応。iPadなどを立てかけられるスタンドも付属しています。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

iRig Keys I/O」の主な特徴は以下のとおりです。

音楽制作に必要なすべての機能が網羅されている「iRig Keys I/O」。メインのキーボード・コントローラー/オーディオ・インターフェースとしてはもちろんのこと、持ち運び用としても重宝しそうです。「iRig Keys I/O」は2017年10月発売予定で、価格はオープン・プライス、市場想定価格は25鍵モデルが26,000円前後(税別)、49鍵モデルが39,000円前後(税別)とのこと。詳しくは、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。

IK Multimedia - iRig Pro I/O

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