
NEWS & INFO
PreSonus、新型オーディオIF「Quantum」の販売を開始! Thunderbolt 2を採用、超低レーテンシーを実現した新しいフラッグシップ・モデル
エムアイセブンジャパンが、PreSonusの新製品「Quantum(クァンタム)」の国内販売を本日から開始しています。
今年4月の『SUPERBOOTH17』で発表された「Quantum」は、コンピューターとの接続方式にThunderbolt 2を採用した新型オーディオ・インターフェース。PreSonusの新しいフラッグシップ・インターフェースとなる製品です。
1Uラック・サイズの「Quantum」は、24bit/最高192kHz対応で、最大26ch入力/32ch出力(アナログ8ch入力/14ch出力)というスペックを誇るオーディオ・インターフェース。リコール対応のXMAXマイク・プリアンプを8基搭載し、Studio Oneをはじめとする外部のソフトウェアからパラメーターをリモート・コントロールすることも可能になっています。
「Quantum」の最大の特徴と言えるのが、Thunderbolt 2の採用によって実現した低レーテンシー。PreSonusによれば、192kHz/バッファー64サンプル時のレーテンシーは1ms以下(!)とのことで、このため「Quantum」にはあえてダイレクト・モニタリング機能を搭載していないとのこと。「Quantum」ネイティブ対応のStudio One 3.5と組み合わせれば、DSPベースのDAWシステムのような感覚で使用することができそうです。また、リア・パネルの10系統のアナログ出力端子はDCカップリング対応となっているため、モジュラー・シンセサイザーに直接CV信号を出力することも可能。このあたりも現代の制作環境を強く意識した仕様と言えそうです。
「Quantum」の主な特徴は以下のとおりです。
- Thunderbolt 2を採用したオーディオ・インターフェース。Thunderbolt 2端子は2基搭載
- 192kHz/バッファー64サンプル時、1ms以下の超低レーテンシー
- 24bit/最高192kHz対応
- 最大26ch入力/32ch出力(アナログ8ch入力/14ch出力)
- リコール/外部コントロール対応のXMAXマイク・プリアンプを8基搭載(XLR/フォーンのコンボ端子を採用)
- リア・パネルの10系統のアナログ出力はDCカップリング仕様。モジュラー・シンセサイザーにCV信号を送ることも可能
- 2系統のADATデジタル入出力(最大16ch入出力)
- S/PDIFデジタル入出力(RCA)
- ワード・クロック入出力(BNC)
- 2系統のヘッドフォン出力
- MIDI入出力
- 最大で4台併用可能(最大96ch入出力)
- Studio One Artist、Studio Magicプラグイン・バンドルが付属
「Quantum」は本日(2017年7月27日)から販売が開始され、価格はオープン・プライス、エムアイセブンジャパンのオンライン・ストア価格は128,000円となっています。詳しくは、エムアイセブンジャパンのWebサイトをご覧ください。