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Inear Display、新プラグイン「Regressif」の無償配布を開始! マルチモード・フィルターとビット・クラッシャーを組み合わせた即戦力プラグイン
フランスのソフトウェア・デベロッパー、Inear Displayが、新作のプラグイン「Regressif」の無償配布を開始しています。
「Regressif」は、入力音を大胆に変化させることができるフィルター/ディストーション・プラグイン。核となるのは、マルチモード・フィルターとビット・クラッシャーの組み合わせで、3基のモジュレーション・ソースによって、任意のパラメーターを自由に変調できるのが特徴です。
「Regressif」のユーザー・インターフェースは、上段がエフェクト/アウトプット・セクション、下段がモジュレーション・ソースとなっています。モジュレーション・ソースは、2基のLFOとそれをミックスした“LFO MIX”の計3基備わっており、右上の丸マークを任意のパラメーターの丸マークにドラッグすることで自由にパッチすることが可能。1つのモジュレーション・ソースから複数のパラメーターにパッチすることもできます。LFO波形は7種類用意されており、レートはマニュアル設定とホスト同期の両方に対応。モジュレーション・アマウントは、パラメーター下のスライダーで調整することができます。
「Regressif」の主な特徴は以下のとおりです。
- アナログ・タイプのマルチモード・フィルター
- 4種類のフィルター・タイプを搭載(ローパス/ハイパス/バンドパス/ノッチ)
- デジタル・ディストーション(プリ/ポスト・フィルターの切り替えに対応)
- サンプルレート・リダクション
- ビット・クラッシャー
- サンプルレート・リダクション/ビット・クラッシャーは、3種類のルーティングを選択可能(チェイン/パラレル/リング・モジュレーション)
- 最終段のボリューム・コントロール
- 原音/エフェクト音のバランス・コントロール
- 7種類の伝統的なLFO波形
- LFOのレートはホスト同期にも対応
- 2基のLFOをミックスしたLFO MIX
- パッチ・コードによる直感的なモジュレーション・ルーティング
- ランダマイザー機能
- 40種類のファクトリー・プリセットを収録
- 色分けされた視認性に優れたユーザー・インターフェース
- 起動時のプリセットを設定可能
- プリセットは、クロスプラットホームに対応
ファクトリー・プリセットも豊富に(40種類以上!)用意されている「Regressif」ですが、おもしろいのはランダマイザー機能を備えているところ。右下の“?”マークをクリックすることで、モジュレーションのパッチを含むすべてのパラメーターをランダマイズすることができます。
さすがはInear Displayという完成度の「Regressif」。Mac/Windows両対応で、VST/AUの両フォーマットをサポートし、Inear DisplayのWebサイトから無償でダウンロードすることができます。
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