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NAMM 2017: IK Multimedia、超小型オーディオIF「iRig Pro I/O」を発表! シンプルかつ高音質設計、約6万円分のプラグイン/アプリが付属
IK Multimediaが、日本時間20日(金)3:00に開幕する『The 2017 NAMM Show』を前に、新製品「iRig Pro I/O」を発表しています。
「iRig Pro I/O」は、Mac/Windows/iOSで利用できる24bit/96kHz対応の超小型オーディオ・インターフェース。入出力は、アナログ1ch入力(XLR/フォーンのコンボ端子)/アナログ2ch出力(ステレオ・ミニ端子)というミニマムな仕様で、とにかくボーカルやギターなどを高音質に録音したいという人をターゲットにした製品となっています。
サイズは超小型ですが、徹底的に音質にこだわった設計になっているとのことで、入力部にはファンタム電源供給にも対応した高品位マイク・プリアンプを搭載。大型の目盛り付きゲイン・ノブによって、これまで以上に細かく入力ゲインを設定できるようになっています。端子はNeutrik製のコンボ・タイプで、キャノンとフォーンの両方の入力に対応。また、ステレオ・ミニ端子のオーディオ出力も、ヘッドフォン端子の無いiPhone 7/7 Plusで使用する際には重宝しそうです。さらにはMIDI入出力端子も装備しています。
パッケージには、Mac/Windowsに接続するためのUSBケーブルと、iOSデバイスに接続するためのLightningケーブルが同梱。Mac/Windowsで使用する場合はUSBバス・パワーで動作し、iOSデバイスで使用する場合は単3電池2本で動作します。また、別売の電源アダプタでも使用することができ、その場合は「iRig Pro I/O」からiOSデバイスに電源を供給することも可能になっています。
注目は総額6万円相当(!)ものソフトウェアのライセンスが付属している点。AmpliTube 4、SampleTank 3 SE、T-RackS Deluxe、Mic RoomといったMac/Windows用のソフトウェア・ライセンスがIKアカウントに追加されるほか、AmpliTube for iOSもフル・バージョンの機能制限を解除できるとのこと。「iRig Pro I/O」の市場予想価格は19,500円とのことなので、バンドル・ソフトウェアだけでも十二分に元が取れる計算になります。
「iRig Pro I/O」は、今春販売開始予定とのこと。詳しくは、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。
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