Feature Image

DAW & PLUG-IN

iZotope、最低限の操作でボーカル/喋り声の品質を向上できる新機軸のプラグイン、「VEA」を発表…… 4,200円で販売中

来週木曜日から4日間にわたって開催される世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕を前に、iZotopeが新作プラグイン、「VEA(ヴィア)」をリリースしました。

iZotope - VEA

iZotope「VEA」

iZotopeにとって新機軸の製品と言える「VEA」は、最低限のパラメーター操作で、人間の声の明瞭度を高め、音量差を整え、バックグラウンド・ノイズを抑制できるプラグイン。UIはシンプルですが、ベースとなっているのはRXやOzone、Nectarといった製品で採用されている最先端のテクノロジーであり、これ1本でボーカルや喋り声の処理が完結してしまう優れものプラグインです。

VEA」には、人間の声の明瞭度を高める『Shape』(EQ処理)、音量差を均一に整える『Bosst』(ダイナミクス処理)、バックグラウンド・ノイズを抑える『Clean』(ノイズ・リダクション処理)という3つのパラメーターが用意されています。通常、このような処理を行うには、複数プラグインの併用/詳細なパラメーター設定が必要になりますが、「VEA」ならばわずか3つのパラメーター操作で、人間の声の処理が完結してしまうのがポイント。さらには、お気に入りの声の特性にマッチングできる『Audiolens』という機能も備わっています。

iZotope - VEA

UIのカラーは2種類から選択できる

製品名は、“Voice Enhancement Assistant”の頭文字から付けられたという「VEA」。メイン・ターゲットはポッドキャストやライブ配信ユーザーのようですが、音楽制作/ボーカル処理用プラグインとしても、もちろん活躍してくれそうです。販売価格は4,200円(税込)と非常に安価なので、ボーカルや喋り声の処理に悩んでいた方はぜひチェックしてみてください

Native Instruments、次世代DJソフトウェア「Traktor Pro 4」を発表…… ビルトイン・ドラム・マシン機能や、iZotope RXベースのステム分離機能を搭載

ボーカル・トラックをまったく違う声質の歌声、楽器演奏に変換できるクラウド・プラグイン、Sonarworks「SoundID VoiceAI」の国内販売がスタート

IK Multimedia、次世代“MTM”モニター「iLoud MTM MK II」を発表…… 新設計のドライバーを搭載、定番モニターをイミュレートできる機能も利用可能に

珍しい楽器/物体の共鳴と、真空管モジュラーシンセを組み合わせた“エレクトロ=アコースティック・シンセサイザー”、Mntra「Vespera」がデビュー

iZotopeのAIミキシング・ツール、Neutron 4 Elementsが期間限定で無償配布中

iZotope、「RX 11」を発表…… ラウドネスを自動で最適化、SpotifyやApple Musicの配信音質をシミュレートする機能も搭載

Apple、Logic Proの約11年ぶりのメジャー・バージョン・アップとなる「Logic Pro 11」を発表…… フレーズ生成やステム分割など、AIを活用した新機能を多数搭載

LEWITT、誰でも簡単に理想的なサウンドでレコーディングが行える新世代オーディオ・インターフェース、「Connect 2」を発表

ローランド、新型フラッグシップ・シンセ、「FANTOM EX」シリーズを発表…… SH-101やJUPITER-8のACB音源を標準搭載

歌い手との距離をセンサーで測定し、音量と音色を自動で補正する“オートフォーカス・マイク”、LEWITT「RAY」がデビュー

Universal Audio、テープ・レコーダーをモデリングした新作プラグイン「Verve Analog Machines Essentials」を無償配布中…… 4月30日まで

Amigaをギター用ストンプとして使う…… Magical Synth Adventure、A500をエフェクターとして使用するビデオを公開

『Maxサマースクール・イン・藝大 2024』が7月29日から8月2日の日程で開催…… Maxの生みの親であるミラー・パケット氏、IRCAMの研究者も参加

ソニーの業務用モニター、PVMシリーズのミニチュア液晶モニターが登場…… 5インチと3.5インチの2モデルがラインナップ

IK Multimedia、珠玉の“メタル・トーン”を再現する「TONEX Metal Gems」をリリース…… Peavey 5150やSoldano SLO-100などを忠実にモデリング

シングルボードコンピュータをモジュール化した“Eurorack PC”、「PAC BOT」…… モジュラーシンセの中でDAWやプラグインを使用することが可能に

ストンプ・メーカーが作ったJUNO/Polysixインスパイアのバーチャル・アナログ・シンセ、VONGON「REPLAY」がデビュー

Amiga独特のローファイでクラッチーなサウンドを再現するプラグイン・サンプラー、PotenzaDSP「Amigo」がリリース

ICON