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世界中の劇伴作曲家/サウンド・デザイナーが絶賛するバーチャル音源、“Mntra(マントラ)”の国内販売がスタート…… 3種類の音源は無償でダウンロード可能

発売早々、世界中の劇伴作曲家/サウンド・デザイナーから絶賛されているバーチャル音源、“Mntra(マントラ)”が遂に日本に上陸。現在14製品がラインナップされているMntraですが、そのうち3種類のバーチャル音源は無償でダウンロードできます。

Mntra

Mntra「Huracan」

Mntraは、トリニダード・トバコ出身で現在はカナダのモントリオールを拠点に活躍する作曲家、ブライアン・ディオリヴェイラ(Brian D’Oliveira)氏が創設した新興のソフトウェア・デベロッパー。ブライアン・ディオリヴェイラ氏は、Netflixの大ヒット・ドラマ『ウィッチャー(The Witcher)』やゲーム・シリーズ『バイオハザード』などの音楽を手がける気鋭の作曲家で、ポストプロダクション・スタジオ『La Hacienda Creative』のCEO/クリエイティブ・ディレクターとしても知られています。

Mntra

Mntraの創設者、ブライアン・ディオリヴェイラ(Brian D’Oliveira)氏

そんなブライアン・ディオリヴェイラ氏は2021年2月、“この世に存在しない新しい楽器”を仮想的に創造するべく、ソフトウェア・デベロッパー“Mntra”を創設。Mntraのバーチャル音源は、希少な民族楽器やサウンドスケープを32bit/384kHzで収録した超高解像度サンプルを元に開発されており、その高品位なライブラリーを『MNDARA 2』と名付けられた独自のサウンド・エンジンを使って、ダイナミックにモジュレーション/プロセッシングを施すことで実現。アニメーションをふんだんに取り入れた独特のユーザー・インターフェースや、3軸(XYZ)コントロールに対応している点も特徴で、Mntraは自分たちのバーチャル音源を“Animistic Virual Instruments”と標榜しています。

Mntra

世界中から集められた1,200種類以上の希少な民族楽器

Mntra

サンプルは様々な機材を使って、超解像度で収録される。この写真で使用されているのは、LOMのPriezor

現在の製品ラインナップは以下のとおりで、最新作となる「Ha Noi」は、南ベトナムの雰囲気や空気感をサウンドで表現したという大変ユニークなバーチャル音源。また、「Rasa」、「Klavir」、「Mirage」の3つは、フリー・プラグインとして無償でダウンロードすることができます。

Mntra

Mntra「Atma」

第一線で活躍する作曲家が自らプロデュースした次世代バーチャル音源、Mntra。これまでにない音色を持った楽器を探していた方は、ぜひチェックしてみてください

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