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teenage engineering、自分でレコードを作成できるマイクロ・カッティング・マシン、「PO-80 record factory」を発売…… Yuri Suzuki/学研とコラボ
teenage engineeringが新製品、「PO-80 record factory」を発表。pocket operatorシリーズの最新作となる「PO-80 record factory」は、自分でレコードを作成できる(!)、カッティング機能付きのレコード・プレーヤーです。
teenage engineeringが、またまたおもしろい製品を発売しました。レトロなデザインが印象的な「PO-80 record factory」は、カッティング機能を搭載したコンパクトなレコード・プレーヤー。3.5mmのライン入力端子(モノラル)にオーディオ機器(あるいは電子楽器)を接続し、5インチのブランク・レコードをセットすれば、テレコ感覚でオリジナルのレコードを作ることができます。
「PO-80 record factory」の元になっているのは、学研から発売されている“トイ・レコードメーカー(大人の科学マガジン)”で、そのコンセプト・デザイン/インターフェース・デザインを手がけたロンドン在住のアーティスト、Yuri Suzukiと学研、teenage engineeringのコラボレーションによって誕生した製品とのこと。teenage engineeringによれば、Yuri Suzukiとは氏がストックホルムでフリーランス・デザイナーとして働いていた10年前から親しい関係とのことで、今回の「PO-80 record factory」は、“トイ・レコードメーカー”にpocket operatorのコンセプトと最新のデザインを取り入れた製品とのことです。
「PO-80 record factory」はDIYキットとして販売され、パッケージには5インチのブランク・レコードが5枚、3.5mmのTRS to TSオーディオ・ケーブル、電源供給用のUSBケーブル、学研の大人の科学マガジンなどが含まれます。もちろん、レコード・プレーヤーとしても機能し(スピーカー内蔵)、7インチ・レコードを再生するためのアダプターも付属。また、より良い音質でカッティングできるように、『mastering machine』というオンライン・マスタリング・ツールも用意されています。
「PO-80 record factory」の販売は既に開始されており、オンライン・ストアでの販売価格は149ドル。5インチのブランク・レコードは10枚パックで20ドルで、取り替え用のカッティング・ヘッド(15ドル)や専用バッグ(59ドル)といったオプションも用意されています。さらなる詳細は、teenage engineeringのWebサイトをご覧ください。