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アシッド・パターンを自動で生成してくれる無償のMax for Liveデバイス、「STING」がLive 11に対応して再登場
アシッド・パターンを自動生成するMax for Liveデバイス、「STING(スティング)」がAbleton Live 11に対応して再登場。Abletonユーザーは、無償で利用することができます。
“Acid Line Generator”を謳う「STING」は、ベルリンのアーティスト、Iftah Gabbiが開発したMax for Liveデバイス。プロジェクトのテンポに合わせて、1小節のアシッド・パターン(MIDIデータ)を自動で生成してくれるユニークなデバイスです。「STING」は2017年、“skinnerbox”名義(Iftah Gabbiの以前のアーティスト名)で発表されたMax for Liveデバイスですが、このたび全面的にアップデートされ、Ableton Live 11に対応した“2022年バージョン”として再リリースされました。
「STING」の使用方法は簡単で、好みの音源に繋いでプロジェクトを走らせれば、自動的にアシッド・パターンが生成されます。アシッド・パターンはスマイル・マークをクリックする度に更新され、ルート・ノートやパターンの長さといったパラメーターを設定することも可能。用意されているパラメーターは、以下のとおりです。
- Swing:ハネ具合を設定します
- Rate:音符の細かさを設定します
- Gate:音符の長さを設定します
- Offset:時間軸のオフセットを設定します
- Root:ルート・ノートを設定します(上のMIDIボタンをオンにすれば、MIDI入力で設定/トランスポーズすることもできます)
- Length:パターンの長さを設定します
- Density:音符の出現割合を設定します
- Type:パターンの調性を設定します
現行バージョンの1.03では、生成されたパターンのプリセット保存も可能になった、“Acid Line Generator”「STING」。とても楽しいデバイスですので、Ablteonユーザーはぜひチェックしてみてください。