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Arturia、低価格でスタイリッシュな新型オーディオIF、「MiniFuse」を発表…… ホワイト&ブラックの2色展開
Arturiaが新製品、「MiniFuse(ミニフューズ)」を発表。非常にコスト・パフォーマンスに優れた新型オーディオ・インターフェースが間もなく発売になります。

Arturiaの新型オーディオ・インタフェース、「MiniFuse」。3モデルがラインナップされる
新製品を続々と発表しているArturiaから、新しいオーディオ・インターフェースがデビューしました。3モデル/2カラーで展開される「MiniFuse」は、USB接続のコンパクトなオーディオ・インターフェース。接続端子にはUSB Type-Cが採用され、販売価格1万円台からという優れたコスト・パフォーマンスと、オーディオ・インターフェースらしからぬスタイリッシュなデザインが特徴です。1ch入力/2ch出力の「MiniFuse 1」、2ch入力/2ch出力の「MiniFuse 2」、4ch入力/4ch出力の「MiniFuse 4」という3モデルがラインナップされ、筐体色はホワイトとブラックから選択することが可能。「MiniFuse 2」と「MiniFuse 4」は5pin DIN端子のMIDI入出力も装備し、全モデルUSBバス・パワーで動作する設計になっています(「MiniFuse 4」は、ACアダプターも付属)。

ホワイト&ブラックの2色から選べるのもポイント
AD/DAコンバーターは24bit/最高192kHz対応で、高品位なマイク・プリアンプを「MiniFuse 1」は1基、「MiniFuse 2」と「MiniFuse 4」は2基搭載。前面にはXLR/フォーン兼用のコンボ端子が備わり、マイクや楽器、各種機材をダイレクトに接続することができます。背面にはバランス仕様/TRSフォーン端子のライン出力を、「MiniFuse 1」と「MiniFuse 2」は2系統、「MiniFuse 4」は4系統装備。「MiniFuse 4」の4系統のライン出力のうち2系統は、DCカップル仕様なので、モジュラー・シンセサイザーの制御用に使うこともできます。ホーム・スタジオでの作業に欠かせないヘッドフォン端子は、「MiniFuse 1」と「MiniFuse 2」は1基、「MiniFuse 4」は2基搭載。背面にはAudioFuseで好評だったUSBハブ機能も備えています(AudioFuseの開発者インタビュー記事はこちら)。

「MiniFuse 1」の背面。コンピューターとの接続インターフェースにはUSB Type-C端子が採用され、またドングル用に便利なUSBハブ機能も備えている
Ableton Live Lite、Arturia Analog Lan Intro、Arturia FX、Native Instruments Guitar Rig 6 LE、Auto-Tune Unlimited(3ヶ月のサブスクリプション権)、Splice(3ヶ月のサブスクリプション権)と、バンドル・ソフトウェアも充実の「MiniFuse」。「MiniFuse 1」と「MiniFuse 2」は、2021年11月上旬発売予定で、メーカー希望小売価格は「MiniFuse 1」が15,950円、「MiniFuse 2」が23,100円となっています(「MiniFuse 4」の発売時期と価格は未定)。さらなる詳細は、ArturiaのWebサイトをご覧ください。