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RME、新型オーディオIF「Fireface UCX II」を発表…… 名機UCXの次世代モデルが満を持してデビュー
RMEが新製品、「Fireface UCX II」を発表。名機Fireface UCXの次世代モデルが、間もなく発売になります。
RMEの創立25周年記念製品として発売される「Fireface UCX II」は、コンパクトなUSBオーディオ・インターフェイス。世界中で大ヒットを記録したFireface UCXのコンセプトとデザインを受け継ぎつつ、音質と機能がさらにブラッシュアップされた新世代のオーディオ・インターフェイスです。ホストとの接続インターフェイスには、汎用性の高いUSB 2.0(TypeB 端子。USB 3.0にも対応)が採用され、Mac(10.6以降)/Windows(7以降)/iOSデバイス(iOS 7以降)に対応。内蔵AD/DAコンバーターは24bit/最高192kHz対応で、2基のマイク・プリアンプと高品位なヘッドフォン・アンプも内蔵しています。
気になるのが前モデルのFireface UCXとの違いですが、「Fireface UCX II」では新たにAES/EBU入出力が追加され、同時入出力のチャンネル数が20chに増加(Fireface UCXは、計18ch入出力)。内蔵クロックは、RMEの最新クロッキング・テクノロジーである『SteadyClock FS』に変更され、1000兆分の1秒(!)という驚異的な高精度を実現しています。また、すべての機能をコンピューターに繋ぐことなく使用できる『スタンドアローン・モード』に対応し、USBストレージにダイレクトにレコーディングできる機能『DURec』も利用可能に。すべてのアナログ出力はDCカップリング仕様になったため、モジュラー・シンセサイザーなどを接続すれば、コンピューターで生成したコントロール信号で制御することもできます。
「Fireface UCX II」の主な機能は、以下のとおりです。
- RME創立25周年を記念して発売される、名機Fireface UCXの次世代モデル
- USB 2.0接続のコンパクトなオーディオ・インターフェイス
- Mac/Windows/iOSデバイスの各ホストに対応
- 24bit/最高192kHz対応のAD/DAコンバーター
- RMEの最新クロッキング・テクノロジー『SteadyClock FS』を採用。1000兆分の1秒の高精度を実現
- 合計20ch同時入出力(アナログ8ch入出力+デジタル12ch入出力)
- 2基のマイク・プリアンプと2系統のインストゥルメント入力を装備
- 高品位なヘッドフォン・アンプを搭載
- アナログ入出力はすべてバランス仕様(ヘッドフォン出力を除く)
- アナログ出力はすべてDCカップリング仕様。モジュラー・シンセサイザーをコントロールすることも可能
- 1系統のオプティカル入出力(ADAT/S/PDIF切り替え)
- 1系統のAES/EBU入出力(XLR端子)
- 1系統のS/PDIF入出力(BNC端子)
- ワード・クロック端子(入力/出力切り替え)
- MIDI入出力
- 内蔵DSPによるミキシング/プロセッシングを実現する『TotalMix FX』。『TotalMix Remote』による遠隔操作にも対応
- 高精度な測定/解析スウィート『DIGICheck』
- コンピューター無しで使用できる『スタンドアローン・モード』
- USBストレージにダイレクトにレコーディングできる機能『DURec』
- リモート・コントローラー、ARC USBに対応
「Fireface UCX II」は、国内では2021年8月18日に発売される予定で、価格はオープン・プライス。市場予想価格は、165,000円となっています。さらなる詳細は、シンタックスジャパンのWebサイトをご覧ください。