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Melda Production、高音質リバーブ・プラグイン「MCharmVerb」の無償提供を開始…… VST／VST3／AU／AAXに対応
優れたプラグインをコツコツとリリースし続けているMelda Productionが、無償のリバーブ・プラグイン、「MCharmVerb（エムチャームバーブ）」を発表しました。
無償のプラグイン・バンドル、MFreeFXBundleに新たに追加された「MCharmVerb」は、MTurboReverb（299ユーロ）のエンジンを元に開発されたアルゴリズミック・リバーブ・プラグイン。操作できるパラメーターはシンプルながら、MTurboReverb譲りの音の良さがウリのプラグインです。リバーブの前段にはプリディレイを備え、M/S処理によって広がり感をコントロールできる『Widening』パラメーターも搭載。2バンドの『DAMP』フィルターによって、空間の“エアー感”や“壁の質感”などもシミュレートすることが可能になっています。もちろん、他のMelda Production製プラグイン同様、内部は64bitの高解像度処理で、あらゆるサンプル・レートに対応。ファクトリー・プリセットも多数収録され、パラメーターをランダマイズできる『Random』ボタンも備えています。
「MCharmVerb」の主要パラメーターは、以下のとおりです。
- DRY/WET：原音／エフェクト音のバランスを0.00％から100.0％の範囲で設定します（デフォルト：25.0％）。
- LENGTH：残響の長さを100msから60,000msの範囲で設定します（デフォルト：2,000ms）。
- SIZE：空間の広さを0.00％から100.0％の範囲で設定します（デフォルト：50.0％）。
- LOW-CUT：ハイパス・フィルターのカットオフ周波数をオフから2,000Hzの範囲で設定します（デフォルト：オフ）。
- HIGH-CUT：ローパス・フィルターのカットオフ周波数を1,000Hzからオフの範囲で設定します（デフォルト：オフ）。
- Predelay：プリ・ディレイを0msから1,000msの範囲で設定します（デフォルト：0ms）。
- Gain：残響音のゲインを-24.00dBから+24.00dBの範囲で設定します（デフォルト：0.00dB）。
- Widening：左右の広がり感をモノから200.0％の範囲で設定します（デフォルト：0.00％）。
- DAMP LOW – FREQUENCY：『DAMP』フィルターのローの周波数を20.00Hzから20.0kHzの範囲で設定します（デフォルト：200.0Hz）。
- DAMP LOW – Gain：『DAMP』フィルターのゲインを-20.00dBから0.00dBの範囲で設定します（デフォルト：-3.00dB）。
- DAMP LOW – Q：『DAMP』フィルターのQを0.05から0.71の範囲で設定します（デフォルト：0.40）。
- DAMP HIGH – FREQUENCY：『DAMP』フィルターのハイの周波数を20.00Hzから20.0kHzの範囲で設定します（デフォルト：8000Hz）。
- DAMP HIGH – Gain：『DAMP』フィルターのゲインを-20.00dBから0.00dBの範囲で設定します（デフォルト：-3.00dB）。
- DAMP HIGH – Q：『DAMP』フィルターのQを0.05から0.71の範囲で設定します（デフォルト：0.40）。
「MCharmVerb」は、Mac／Windows両対応で、VST／VST3／AU／AAXの各フォーマットをサポート。Melda ProductionのWebサイトから無償でダウンロードすることができます（注：Melda Productionが提供するインストーラーには、すべてのプラグインが含まれており、インストール時に使用したいプラグインとフォーマットを選択する形になります。「MCharmVerb」は、インストーラーのバージョン14.04以降に含まれています）。
