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プラズマ放電によって強烈な歪みを生み出すクリエイティブ・ディストーション、Gamechanger Audio「Plasma Rack」の国内販売が開始
Gamechanger Audioの注目の新製品、「Plasma Rack(プラズマ・ラック)」の国内販売がいよいよ始まりました。
昨年の『The NAMM Show』で発表された「Plasma Rack」は、高電圧のプラズマ放電によって強烈な歪みを生み出す、まったく新しいディストーション・ユニット。Gamechanger Audioの名前を世界に知らしめたPlasma Pedalのラック版と言える製品ですが、3バンドEQ/トレモロ/リング・モジュレーションなど様々な機能が追加され、プロダクション用ツールとしてより強力な仕様になっています。
「Plasma Rack」の心臓部となるのは、高電圧のプラズマ放電を利用したディストーション回路。入力音は電気信号としてキセノン・ガスを充填したチューブ内に強力に放電され、その電流をオリジナルの電磁レシーバーで拾うことによって歪みを生み出すという独特の回路構成になっています。高電圧のプラズマ放電によって生成される人工的な倍音は、アンプの過大入力で生じる倍音とはまったく異なる「Plasma Rack」ならではのもの。プラズマ放電の様子がフロント・パネルにそのまま表示されるというのも大変ユニークです。
「Plasma Rack」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 唯一無二の高電圧プラズマ・ディストーション・ユニット
- Plasma Pedalで賞賛された独特のディストーション回路を1Uラック筐体に凝縮
- 音色を積極的にコントロールできる3バンドEQを搭載
- 低電圧設定時、アダプティブ・コンプレッサーを使ってプラズマ管のサスティンを伸ばす『サスティン・モード』
- プラズマ管をオーバーロードさせることで、アナログ・オクターバーのような倍音効果を生み出す『オーバー・サチュレート・モード』
- 歪みを付加せず、プラズマ管によるゲート効果のみを得る『クリーン・ゲート・モード』
- プラズマ管を利用したトレモロ/リング・モジュレーション
- 原音のみ/エフェクト音のみ(プラズマ管の前段)/エフェクト音のみ(プラズマ管の後段)に外部エフェクトをインサートできる3系統のFXループ
- 8種類のプリセット・スロット
- インストゥルメント入力(フォーン/アンバランス)、ライン入力(XLR/バランス)、2系統の出力(フォーン/アンバランスおよびXLR/バランス)
- エクスプレッション・ペダル入力
- MIDI入力/出力/スルーを装備。すべてのパラメーターはMIDIコントロールに対応
「Plasma Rack」の国内価格は180,000円で、既に販売開始中。なお、少量限定で生産されるため、一度品切れになると次回の入荷が読めないとのこと。さらなる詳細は、メディア・インテグレーション MI事業部のWebサイトをご覧ください。