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NAMM 2020: Erica Synths、強力な音源内蔵シーケンサー「Bassline DB-01」を発表…… カットオフ・シーケンスにも対応
昨日始まった世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕に合わせて、Erica Synthsが新製品「Bassline DB-01」を発表しました。
昨年は、テクノ/ダンス・ミュージックに最適化されたモジュラー・システム Techno Systemを発表、同郷のGamechanger Audioとコラボレーションも行うなど、常に話題には事欠かないラトビアの雄、Erica Synths。同社の最新作「Bassline DB-01」は、スタンドアローンの音源内蔵シーケンサーで、ベースライン/レイヴ・シーケンスからドローン・サウンド、リズミック・シーケンスに至るまで、幅広い用途に対応する懐の深さが特徴です。重低音を生成するトランジスター・ベースのサブ・オシレーターを搭載し、攻撃的なサウンドのローパス/バンドパス・フィルターはAcidboxから移植されたもの。内蔵シーケンサーは最大64ステップ仕様で、フィルター・カットオフをシーケンスできるモジュレーション・トラックも備えています。MIDI入力/クロック入出力/CV/Gate入出力を装備し、他の機器との連携も万全。筐体は軽量かつ堅牢なアルミニウム製で、いかにもErica Synths製らしい精悍なデザインも魅力です。
「Bassline DB-01」の主な特徴は、以下のとおりです。
- Acidboxから移植された攻撃的なローパス/バンドパス・フィルター
- サウンドを破壊する1ノブ・オーバードライブ
- トランジスター・ベースのサブ・オシレーター
- 独立したアンプ・エンベロープ/フィルター・エンベロープ/ピッチ・エンベロープ
- 強烈なスウォーム・サウンドを生み出すBBDベースのデチューン機能
- FM/フィルター・モジュレーション用の複数の波形を備えた同期対応LFO
- 直感的で簡単に使用できる最大64ステップ仕様のシーケンサー
- シーケンス・トランスポーズ機能
- パターン・ランダマイゼーション機能
- アルペジエーター
- フィルター・カットオフをオートメーションできるモジュレーション・トラック
- プリセット・スケールに加えて、マイクロ・トーナルに対応したユーザー・スケールも利用可能
- クロック入出力
- CV/Gate入出力
- MIDI入力/スルー
- 4バンク/16パターンの内部メモリー
- 軽量/堅牢なアルミニウム製筐体
「Bassline DB-01」は2020年春発売予定で、価格は460ユーロ。さらなる詳細は、Erica SynthsのWebサイトをご覧ください。