DAW & PLUG-IN
Arturia、新作リバーブ「LX-24」を発売…… Lexicon 224を再現した上で、AD/DAの特性を12bit/24bit/MODERNの3モードの中から選択可能
Arturiaが新作プラグイン、「LX-24」の販売を開始。伝説のデジタル・リバーブを12bit/24bit/MODERNの3モードで使用できる、強力なプラグインの登場です。
Arturiaが本日販売を開始した「LX-24」は、1979年に発売されたデジタル・リバーブの名機、Lexicon Model 224を元に開発されたプラグイン。実機に搭載されている8種類のアルゴリズム(Small Hall A、Small Hall B、Room A、Constant Plate、Vocal Plate、Large Hall B、Chamber、Perc Plate A)を完璧なイミュレーションとして搭載し、Larcを模したユーザー・インターフェースによって、スライダー・ベースの操作体系も忠実に再現されています。
他の224シミュレーション・プラグインと比較した「LX-24」の大きな特徴と言えるのが、実機に搭載されていた12bit AD/DAコンバーターのモデリングに加えて、より解像度の高い24bit AD/DAコンバーターのモデリングも搭載している点。24bit AD/DAコンバーターを選択した場合でも、8kHz近辺がハード・クリップするModel 224ならではの音色はそのまま維持され、フロア・ノイズのみが軽減されます。さらには、そういったAD/DAコンバーターのモデリングを経由しない“MODERN”モードも搭載。“MODERN”モードでは、8kHz近辺のハード・クリップは発生せず、Model 224のアルゴリズミック・リバーブをピュアな特性で使用することができます。
また、原音と残響音の関係を視覚的に確認できる、『Advanced View』というサブ・インターフェースに切り替えることも可能。この画面では、さらに細かくパラメーター設定を追い込むことができます。
Arturia渾身のアルゴリズミック・リバーブ・プラグイン、「LX-24」。通常価格は99ドルですが、2023年4月23日までの期間限定で、イントロ・プライス 69ドルで販売中。また、FX Collection 3とのバンドルも、通常価格399ドルのところ、イントロ・プライス 299ドルで販売されています。さらなる詳細は、ArturiaのWebサイトをご覧ください。