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Arturia、MicroFreakの上位モデルとなる新型シンセ、「MiniFreak」を発表…… 6音ポリ/37鍵キーボードを搭載
Arturiaは本日、『Rendez-vous』と題したオンライン・イベントを開催。このイベントに合わせて、新型シンセサイザー「MiniFreak(ミニフリーク)」を発表しました。
MicroFreakの上位モデルとなる「MiniFreak」は、37鍵スリム・キーボードを搭載したハイブリッド・シンセサイザー。20種類以上のモードを選択できる2基のデジタル・エンジンと、フル・アナログ回路のマルチモード・フィルターを搭載し、幅の広い音づくりに対応する新型シンセサイザーです。2基のデジタル・エンジンは、独立して使用するのはもちろん、スタックや互いの出力を処理するようなルーティングにも対応。さらには強力なモジュレーション・マトリクス、ポリフォニック仕様のADSRエンベロープ、カスタマイズ可能なマルチ・セグメントLFO、FM/リング・モジュレーション、定評ある『Splice & Dice』ランダマイズといった機能を使って、これまで以上にディープな音づくりが行えるようになっています。エフェクト・スロットは3基装備し、ステレオ・エンハンス・コーラスやサージカル3バンドEQなど、10種類のエフェクトをアサインすることが可能。発音モードは、標準の6ボイス・ポリフォニックだけでなく、2基のデジタル・エンジンを分離させた12ボイス・パラフォニック、モノフォニック、ユニゾンから選択することができます。
そして「MiniFreak」の大きな特徴と言えるのが、ソフトウェア・バージョンである「MiniFreak V」が付属する点。「MiniFreak V」は「MiniFreak」と同一のデジタル・エンジン、モデリングされたアナログ・フィルターを搭載し、完全な互換性を実現しています。「MiniFreak」で作成した音色は、そのまま「MiniFreak V」で利用することができ、もちろんその逆も可能。ハードウェアとプラグイン、状況に合わせて使い分けることができるシンセサイザー、それが「MiniFreak」なのです。
欧米では発表と同時に販売がスタートしており、価格は599ドル/599ユーロ。さらなる詳細は、ArturiaのWebサイトをご覧ください。