Feature Image

NEWS & INFO

IK Multimedia、「T-RackS 5」を発表! 遂にDDP書き出しをサポート、プロセッサーから“マスタリング・ソフト”として進化

IK Multimediaが、人気の「T-RackS」をバージョン5にアップデート。スタンドアローン版はDDPの書き出しにも対応(!)するなど、大幅な進化を遂げました。

IK Multimedia - T-RackS 5

1999年の発売以来、世界中のプロフェッショナルたちに愛用されている「T-RackS」。音質の良さもさることながら、VST/AU/AAXプラグインとしてだけでなく、スタンドアローンで使用できる使い勝手の良さも大きな魅力になっています。

IK Multimedia - T-RackS 5

今回リリースされた「T-RackS 5」では、音質をさらに向上させるべく、新開発のオーディオ・エンジンを導入。192kHz/32bit浮動小数点処理に対応した新しいオーディオ・エンジンでは、4種類のディザーを選択できるようになり、また最高品質のリサンプリング・エンジンを搭載。インター・サンプル・ピークを抑制する“DDM(デジタル・デリバリー・マスタリング)”オプションも装備するなど、高価なマスタリング・ソフトウェアに引けをとらない仕様になっています。そして注目は、スタンドアローン版が遂にDDPの書き出しをサポートした点。これによってファイナル・プロセッサーとしてだけでなく、マスタリング・ソフトウェアとして使用することも可能になりました。もちろん、曲間、フェード、トラックID、ISRCコード、CDテキストなどのメタデータの記述にも対応。これまで「T-RackS」で音処理をしてから、他のマスタリング・ソフトウェアで書き出していた作業が、「T-RackS」だけで完遂できるようになります。

IK Multimedia - T-RackS 5

T-RackS 5」の主な新機能は以下のとおりです。

T-RackS 5」は2017年10月リリース予定で、発売前に予約すると約35%OFFで購入可能。また、99.99ユーロ以上のIK Multimedia製品を所有するユーザー向けのクロスグレード版も用意されています。発売までのbeatcloud.jpでの予約特価は以下のとおりです(価格はすべて税別)。詳しくは、IK Multimediaあるいはbeatcloud.jpのWebサイトをご覧ください。

IK Multimedia - T-RackS 5

ローランド、新型フラッグシップ・シンセ、「FANTOM EX」シリーズを発表…… SH-101やJUPITER-8のACB音源を標準搭載

歌い手との距離をセンサーで測定し、音量と音色を自動で補正する“オートフォーカス・マイク”、LEWITT「RAY」がデビュー

Universal Audio、テープ・レコーダーをモデリングした新作プラグイン「Verve Analog Machines Essentials」を無償配布中…… 4月30日まで

Amigaをギター用ストンプとして使う…… Magical Synth Adventure、A500をエフェクターとして使用するビデオを公開

『Maxサマースクール・イン・藝大 2024』が7月29日から8月2日の日程で開催…… Maxの生みの親であるミラー・パケット氏、IRCAMの研究者も参加

ソニーの業務用モニター、PVMシリーズのミニチュア液晶モニターが登場…… 5インチと3.5インチの2モデルがラインナップ

IK Multimedia、珠玉の“メタル・トーン”を再現する「TONEX Metal Gems」をリリース…… Peavey 5150やSoldano SLO-100などを忠実にモデリング

シングルボードコンピュータをモジュール化した“Eurorack PC”、「PAC BOT」…… モジュラーシンセの中でDAWやプラグインを使用することが可能に

ストンプ・メーカーが作ったJUNO/Polysixインスパイアのバーチャル・アナログ・シンセ、VONGON「REPLAY」がデビュー

Amiga独特のローファイでクラッチーなサウンドを再現するプラグイン・サンプラー、PotenzaDSP「Amigo」がリリース

ディストーション・プラグインの傑作、iZotope「Trash」が復活…… 無償版の「Trash Lite」も提供されるように

ボタンとジョイスティックでコードを演奏できるポケット・シンセ、Pocket Audio「HiChord」が誕生

Waves、入力音のダイナミクスでエフェクトを変調できる、これまでにない空間系複合プロセッサー「Space Rider」を発売

Arturia、「Pigments 5」を発表…… マルチ・コア処理に最適化、1クリックでメロディーを生成するジェネレーティブ機能も搭載

ローランド、オール・イン・ワンのゲーム配信用デバイス、「BRIDGE CAST X」を発表…… HDMI入力の装備により、映像も扱うことが可能に

コルグ「handytraxx play」がデビュー…… クロス・フェーダーやルーパー、エフェクトを搭載、これ1台でDJプレイが楽しめるクリエイティブなレコード・プレーヤー

コルグ、伝説のシンセサイザーを復刻した「PS-3300FS」を発表…… 約半世紀の年月を経て蘇る、“全鍵ポリフォニック”のモンスター・シンセ

ALM/Busy Circuitsから便利モジュール、「MEGA MILTON」が登場…… レベル変換/ミキサー/スリュー・リミッター/S&H/マルチプルといった機能が集約

ICON