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DAW & PLUG-IN

IK Multimedia、「Prism Reverb」を発表…… シネマティックな残響からシューゲイザー的なテクスチャーまで、さまざまな響きを生成できる次世代のシマー・リバーブ

IK Multimediaが新作プラグイン、「Prism Reverb(プリズム・リバーブ)」をリリース。「Prism Reverb」は、シネマティックなエフェクトからシューゲイザー的なテクスチャーまで、さまざまな響きを作り出すことができる次世代のシマー・リバーブです。

IK Multimedia - T-RackS Prism Reverb

IK Multimedia「T-RackS Prism Reverb」

IK Multimediaから、待望のシマー・リバーブに特化したプラグインが登場しました。T-RackS 6用モジュールとしてリリースされる「Prism Reverb」は、非線形の美しい残響を生み出すシマー・リバーブ・プラグイン。アルゴリズムは、残響を作り出す『REVERB』、残響に動きを与える『MOD』、ピッチを変化させる『PITCH』、ループを制御する『FEEDBACK』という4つのセクションで構成され、それぞれにビジュアル・ディスプレイが備わった分かりやすいユーザー・インターフェースも特徴です。

核となる『REVERB』セクションでは、空間の大きさ(SIZE)と残響の広がり(DIFFUSION)を設定できるほか、ハイパス/ローパス・フィルターで響きのトーンを調整することが可能。『MOD』セクションでは、『REVERB』セクションが作り出した響きを左右別々に変調することができ、モジュレーション・レイトはDAWに同期させることもできます。そして『PITCH』セクションでは、±2オクターブの範囲でピッチを変化させることができ、続く『FEEDBACK』セクションでは、最終的なトーンを細かく設定することが可能。このセクションでは、ピッチ・シフトをフィードバック・ループから切り離すこともでき、“FLIP”スイッチによって左右のチャンネルを反転させることも可能になっています。

IK Multimedia - T-RackS Prism Reverb

『REVERB』セクションと『MOD』セクション。『MOD』セクションでは、左右別々に変調することが可能

IK Multimedia - T-RackS Prism Reverb

『PITCH』セクションと『FEEDBACK』セクション。『FEEDBACK』セクションでは、最終的なトーンを細かく調整できる

単なるシマー・リバーブではなく、ディープなサウンド・デザインに対応したクリエイティブなリバーブを目指して開発されたという「Prism Reverb」。イントロ・プライスは79.99ユーロ(通常価格は99.99ユーロ)で、T-RackS 6 MAXあるいはTotal Studio 5 MAXの正規ユーザーは無償で入手することができます。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。

IK Multimedia - T-RackS Prism Reverb

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