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GUITAR & STOMP

NAMM 2023: IK Multimedia、ギター/ベースの録音に最適化されたUSB-C接続のオーディオIF、「AXE I/O ONE」を発表

間もなくスタートする世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show 2023』(日本時間14日2:00スタート)。その開幕を前に、IK Multimediaが新製品、「AXE I/O ONE(アックス・アイオー・ワン)」を発表しました。

IK Multimedia - AXE I/O ONE

IK Multimedia「AXE I/O ONE」

国内では今月末に販売が開始される「AXE I/O ONE」は、USB接続(端子はType-C)のデスクトップ型オーディオ・インターフェース。エレクトリック・ギター/エレクトリック・ベースのレコーディングに最適化されたオーディオ・インターフェースであり、入力インピーダンスの連続可変機能やリアンプ機能を装備しているのが大きな特徴です。筐体サイズは、横幅13cm×奥行14.5cm×高さ5.2cm/370gと非常にコンパクトで、USBバス・パワーで動作するため電源アダプターなどは不要。オーディオ・インターフェースとしてのスペックは、1ch入力/3ch出力(ステレオ出力+リアンプ用出力)とミニマムですが、Class-A仕様の高品位なマイク・プリアンプを搭載し、最高192kHzのハイ・サンプル・レートにも対応します。

IK Multimedia - AXE I/O ONE

エレクトリック・ギター/エレクトリック・ベースを最適な状態でレコーディングすることが可能

そして「AXE I/O ONE」の大きなフィーチャーと言えるのが、最適な状態でエレクトリック・ギター/エレクトリック・ベースをレコーディングするための様々な機能を搭載している点。具体的には、入力インピーダンスを連続可変できる『Z-TONE』、2種類のモードを切り替えられるプリアンプ、ピックアップに合わせて最適な回路を選択するピックアップ・セレクタ、手軽にリアンプが行えるアンプ出力といった機能を搭載しています。プリアンプのモードは、真空管のような温かみのあるサウンドが持ち味の『JFET』と、色付けのない透明感のあるサウンドが特徴の『PURE』を選択することができ、ピックアップ・セレクタではアクティブとパッシブを切り替えることが可能。そして『Z-TONE』ノブでは、使用するエレクトリック・ギター/エレクトリック・ベースに合わせて、インピーダンスを完璧にマッチングさせることができます。

ギタリスト/ベーシストのために開発されたコンパクトなオーディオ・インターフェース、「AXE I/O ONE」。Ableton Live Lite、AmpliTube 5 SE、TONEX SEといったソフトウェアも付属、税別市場想定価格は21,450円前後となっています。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。

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