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ローランド、TR-606プラグインを発売…… 強力なシーケンサーを搭載、音色ごとにチューニングとディケイをコントロール可能
ローランドが新製品、「TR-606 Software Rhythm Composer」を発表しました。

ローランド「TR-606 Software Rhythm Composer」
「TR-606 Software Rhythm Composer」は、その名のとおりリズム・マシンの名機、TR-606をソフトウェア化した製品。ローランド独自のモデリング技術『ACB(Analog Circuit Behavior)』によって、実機のサウンド/振る舞いが忠実に再現されています。その上で、インストごとにチューニングとディケイがコントロール可能になるなど、音色のバリエーションが拡大。最終段にはサウンドを歪ませることができるオーバードライブ機能も備わっています。シーケンサーは、実機と比べてかなり強化されており、追加レーン、8種類のバリエーション・パターン、『フラム』『サブ・ステップ』『ソフト・ヒッツ』といったプログラミング機能などが追加。インストごとにラスト・ステップやシャッフルを設定することも可能になりました。「TR-606 Software Rhythm Composer」で作成したパターンは、DAWのプロジェクトにドラッグ&ドロップするだけで、オーディオ/MIDIデータとしてエクスポートすることが可能。さらにはハードウェアとの連携機能も備え、TR-8Sとパターンをやり取りすることができるほか、Boutique TR-06をコントローラーとして使用することも可能になっています。
「TR-606 Software Rhythm Composer」は、Roland Cloudの有料メンバーシップ・プラン『Ultimate』に登録すれば利用可能。買い切り型のライセンス『Lifetime Key』も149ドルで用意されています。さらなる詳細は、ローランドのWebサイトをご覧ください。