Feature Image

FREE DOWNLOAD

モジュラーGUIを採用したプラグイン・ホスト、Kushview「Element」が無償配布開始! AU/VSTに対応、有償版はAAXもサポート

アメリカのソフトウェア・デベロッパー Kushviewが、AU/VST対応のホスト・アプリケーション「Element」の無償配布を開始しています。

Kushview - Element

Mac/Windows両対応の「Element」は、DAWを立ち上げることなくAU/VSTフォーマットのプラグインを使用することができるシンプルなホスト・アプリケーション。フリーのプラグインのサウンドや機能を手っ取り早く試したいというときに重宝しそうなソフトウェアです。

Kushview - Element

使い方は簡単で、最初に新規の“グラフ”を作成します(Mac版では、Command+Shift+N)。新規のグラフには、オーディオ入出力用のデバイスとMIDI入出力用のデバイスが自動的に作成されるので、あとはグラフ上を右クリックして任意のプラグインをデバイスとして読み込めばOK。オーディオ入出力用のデバイスとプラグイン・デバイスは、ドラッグ&ドロップでパッチすることで、自由にルーティングすることができます(Cycling ’74 MaxやNative Instruments Reaktorと同じ要領です)。もちろん、複数のプラグインを読み込んで、直列/並列でパッチすることも可能。「Element」内で使用できるオールパス・フィルターやコム・フィルター、リバーブといったエフェクト・デバイスも用意されています。

Kushview - Element

Element」には、有償のプロ・バージョンも用意されており、そちらはAU/VSTに加えてAAXにも対応するほか、スタンドアローン・アプリとしてだけでなくプラグインとして使用することも可能。Webサイトの説明によれば、VSTプラグインをPro Tools上で使用するVST to AAXラッパーとしても機能するということです(本来99ドルのプロ・バージョンですが、リリース記念特価として現在、75%OFFの25ドルで販売されています)。

少し試した感じ、とても丁寧に作られたソフトウェアという印象の「Element」。何と言っても無償なので、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。詳しくは、KushviewのWebサイトをご覧ください。

コルグ、nanoシリーズの新作「nanoKEY Fold」を発表…… 昔のケータイのように折りたためる、斬新なデザインのキーボード・コントローラーが誕生

teenage engineering、新製品「OP-XY」を発表…… 誰でも簡単にコード進行を作ることができる、次世代”シーケンス・シンセサイザー”が登場

Sonarworksの音響補正ツール SoundID Referenceが、Universal Audio Apollo Xに対応…… DSPでキャリブレーションすることが可能に

Native Instruments、「Maschine 3」を発表…… iZotope RX直系のステム・セパレーション機能を搭載、MP3などの圧縮オーディオのインポートにも対応

4つのノブでステムをミックスできる“クリエイティブ・ミキサー”、Native Instruments「Traktor Z1 MK2」がデビュー…… Traktor Pro 4が無償バンドル

iZotope、次世代ミキシング・スウィート「Neutron 5」を発表…… 3種類の新モジュールが追加、MPS 7も同時リリース

IK Multimedia、Bösendorfer 214VCをサンプリングしたPianoverseの新作、「Black Pearl B200」をリリース

“どこでも作曲マシン”、「Ableton Move」がデビュー…… バッテリー駆動、スピーカーやマイクも内蔵したコンパクトな音楽制作デバイス

IK Multimedia、TONEXの誕生2周年を記念して、TONEX Pedalのホワイト・バージョンを発売…… 完全数量限定

原音の明瞭度をキープできる画期的な“アンマスク・リバーブ”、iZotope「Aurora」がデビュー…… 画像編集のマスク処理のようなリバーブが登場

来たる10月18日、ジョナサン・ワイナーのマスタリング・セミナー第二弾が開催…… エアロスミスやデヴィッド・ボウイの作品を手がけた匠が、その技を徹底解説

ボーカル・トラックの歌声をまったく異なる声質に変換できるプラグイン、Sonarworks「SoundID VoiceAI」が2.0にアップデート…… 待望の永続版ライセンスも登場

IK Multimedia、ホワイト・バージョンのiLoud MTM MKIIを本日から販売開始…… 最新の『ARC』音場補正機能に対応

teenage engineeringのクルマ型オブジェ、「grip car」の国内販売がスタート…… B&O製品などで知られるアナース・ハーマンセンがデザイン

Product Review: 鈴木”Daichi”秀行が聴く、IK Multimedia「iLoud Micro Monitor Pro」

IK Multimedia、新製品「iLoud Micro Monitor Pro」を発表…… XLR入力を備え出力は2倍に、音場補正機能『ARC』も搭載

Apogee、1U筐体の新型オーディオIF、「Symphony Studio」を発表…… “マスタリング・グレード”の音質を実現、イマーシブ・プロダクションにも対応

iZotope、新作「Plasma」を発表…… 誰でも簡単に理想的なサウンドが得られる、“機械学習チューブ・サチュレーター”が登場

ICON