MUSIKTECHNIK

SoundToys、Eventide H3000やAMS DMX 15-80のコーラス/ピッチ・シフト・エフェクトをモデリングした新プラグイン「MicroShift」の販売を開始

SoundToysが、以前から予告していた新プラグイン「MicroShift」の販売を開始しています。

SoundToys - MicroShift

「MicroShift」は、80年代から90年代にかけて使用されたデジタル・アウトボードのコーラス/ピッチ・シフト・エフェクトをモデリングしたプラグイン。その昔、レコーディング・スタジオでは、デジタル・アウトボードを使ってステレオ感を広げるテクニックが流行りましたが、それをソフトウェア化したプラグインです。ベースとなっているのは、Eventide H910(×2)、H3000、AMS DMX 15-80によるコーラス/ピッチ・シフト・エフェクトで、各アルゴリズムは3種類の“STYLE”として切り替え可能。パラメーターは、ピッチのデチューンとディレイのほか、オリジナルには無い“FOCUS”というパラメーターも設定でき、これによって音に“揺らぎ感”や“空気感”を付加できるとのことです。

「MicroShift」は、Mac/Windows両対応で、VST、AU、RTAS、AudioSuite、AAX Nativeといったフォーマットをサポート。RTAS以外は64bitにも対応しています。

「MicroShift」の価格は89ドルで、以前無償配布されたLittle MicroShiftのユーザーは、2014年3月4日までの期間限定で、49ドルでアップグレードすることが可能。また、新規に購入する場合、2014年3月4日までの期間限定で、Little MicroShiftもバンドルされるとのことです。

ちなみに、SoundToysの本社の写真をこちらに掲載していますので、興味のある方はどうぞ。

初出時、サポートするプラグイン・フォーマットに誤りがありました。AAX Nativeへの対応はMac版のみと記載しましたが、Windows版も対応しているようです。お詫びして訂正いたします。(2014/02/19 20:26)

初出時、Little MicroShiftのユーザーが安価にアップグレードできる期間に誤りがありました。2014年4月3日というのは誤りで、正しくは2014年3月4日です。お詫びして訂正いたします。(2014/02/20 2:12)