NAMM Show 2012
NAMM: 全面タッチ・パネルの新型コントロール・サーフェース「KS-1974」
では次もビデオ繋がりで、カナダSmithsonMartin社の「KS-1974」を。これは以前、当サイトで(日本で初めて)紹介した、全面タッチ・パネルのコントロール・サーフェースです。同社のVJソフトウェア、Emulatorとの相性は言うまでもなくバッチリですが、汎用のMIDIコントローラーとしてDAWやDJソフトウェアなどでも使用できます。別メーカーから登場したJazzMutant Lemurという感じでしょうか。
実機は写真で見るよりもかなりデカい印象です。VJが仕事の度に持ち運ぶのは、なかなか大変そう(笑)。実際の操作感は、まぁまぁといった感じでした。とにかく圧倒されるのは、そのタッチ・パネルの大きさですね(22インチ!)。
「KS-1974」は、専用の「Emulator Modular」というソフトウェア(本当にそれでいいのかという名前のソフトウェアですね。笑)を使って、タッチ・パネル上のGUIを自由にデザイン/設計することが可能になっています。22インチという大きさを考えると、なかなか凄いコントローラーが作れそうですね。
ただ、iPadの出来の良さと安さを考えると、今さら専用のタッチ・パネル・コントローラーに大金を注ぎ込むのも……と考えてしまいます。果たして売れるでしょうかね? とりあえず、「こんな感じの動きでしたビデオ」をアップしましたので、ご覧ください。
SmithsonMartin: KS-1974