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ローランドの新世代音源モジュール「INTEGRA-7」、実機を見てきました!

話題のローランドの大型新製品、「INTEGRA-7」。本日、ローランドの東京オフィスで内覧会があったので、実機を少しチェックしてきました。

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実物は写真で見るよりも高級感があります。コントラストの高いディスプレイはとても見やすく、各ボタンの操作感もいい感じ。単純なブラックではない、何とも微妙な色となっています。既に発表されているので、ご存じの方も多いとは思いますが、9月22日発売予定で、価格は168,000円。個人的には想像していたよりも安価で、かなり戦略的な値付けだと感じたのですがいかがでしょうか。

天板に印刷された内部のシグナル・フロー図。16パートすべての出力に独立したマルチ・エフェクトとEQがインサートされているのがわかります。

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ドラム用のパート10には、任意のキットにアサインできる6系統のコンプレッサー+EQも装備。出力段には、360°の音像コントロールを実現する新機能、“Motiolan Surround”や、リバーブ、コーラス、マスターEQといったプロセッサー類も備わっています。アナログ出力は、ミックス出力の2ch(XLRとフォーン)とパラ出力/5.1ch出力用の6系統のアウトプットを装備。ミックス出力の2chは、XLR/フォーンともにバランス仕様とのことです。デジタル出力はステレオ1系統で、サンプル・レートは44.1/48/96kHzの3種類から選択可能。96kHz選択時も、パートやエフェクトの数の減少などの制限はなく、44.1/48kHz時と同様に使用できるとのことです。

天板の左側には、完全収録されている12種類のSRXシリーズすべてのロゴが。これらの音色は、4基のバーチャル・スロットにロードして使用します。

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今回の内覧会では、作曲家/編曲家/キーボーディストの篠田元一さんによるデモンストレーションが行われたのですが、「INTEGRA-7」のコア音源である“SuperNATURAL”のサウンドは、ただただ凄いのひとこと。個人的には尺八とオルガンが特に凄いと感じました。とりあえずそのデモンストレーションの様子をアップしましたので、(ビデオ・カメラ内蔵のマイクなので音質についてはよく分からないかもしれませんが)、ぜひご覧ください!

ローランド: INTEGRA-7

http://www.roland.co.jp/products/jp/INTEGRA-7/

ローランド: INTEGRA-7(特設サイト)

http://www.roland.co.jp/synth/integra/

ICON: ローランド、JUPITERシリーズの“SuperNATURAL”サウンドと、XV-5080/SRXシリーズの全音色を搭載した強力な音源モジュール、「INTEGRA-7」を発表!

https://icon.jp/archives/3348