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話題のゲーム機型モバイルDAW「KDJ-ONE」、限定ファミコン・カラーも発売され、ソフトウェア版「KDJ-ONE」もバンドルされることに

間もなくKickstarterでのクラウドファンディングが始まる「KDJ-ONE」。日本のサイバーステップという会社が開発したゲーム機型の“モバイルDAW”です(詳しくはこちらの開発者インタビューをご一読ください)。

本日、クラウドファンディングの開始を目前に控え、いくつかの情報が発表されました。購入するかどうか迷っている人は多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。

CyberStep - KDJ-ONE

1:カラー・バリエーションにファミコン・カラーが追加

前回のインタビューでもお伝えしましたが、「KDJ-ONE」には何種類かのカラー・バリエーションが用意されます。本日、カラー・バリエーションとしてファミコン・カラーとNES(海外版ファミコン)カラーが用意されることがアナウンスされました(もちろん、正式に“ファミコン・カラー”と呼ぶわけにはいかないので、サイバーステップは“レトロ・ゲーム機カラー”と呼んでいます)。これはなかなか物欲をそそるカラーリングです。

カラー・バリエーションに関しては、まだすべての色が決定したわけではないそうですが、ファミコン・カラーとNESカラーの他には標準のホワイト・カラー、プロト・タイプ「KDJ-ONE」のブラック&レッド・カラーが用意されるとのこと。最終的には5〜6色用意されるとのことで、透明なども検討しているとのことです。

CyberStep - KDJ-ONE
CyberStep - KDJ-ONE

2:パッケージには「KDJ-ONE」の機能を完全ソフトウェア化したオリジナルDAWソフトがバンドル

パッケージには「KDJ-ONE」をMac/Windows上で再現するオリジナルのDAWソフトウェアがバンドルされます。このソフトウェアでは、打ち込みや音色のエディット、ミキシングといった「KDJ-ONE」の全機能を使うことができ、ユーザー・インターフェースも実機のデザインがそのまま再現されています。各種操作は、コンピューターのキーボードが「KDJ-ONE」の物理キーに対応しているので、ほとんどマウス/トラックボールに触れずに実行することが可能。もちろん、MIDIキーボードなどのコントローラーからの入力にも対応しています。

CyberStep - KDJ-ONE

さらにこのソフトウェアは、より詳細な入力が行えるピアノ・ロール画面やファイル・マネージャーなども装備。ファイル・マネージャー(あるいはデスクトップ)からサンプルやMIDIファイルをドラッグ&ドロップして直ちに利用できるようになっています。

これだけだったら「KDJ-ONE」のイミュレーターに過ぎませんが、このソフトウェアが便利なのは、コンピューターと「KDJ-ONE」本体で、音色やパターンなどを連携できるところ。コンピューターと「KDJ-ONE」をUSBで接続することで、一方で作成した音色やパターンをもう一方にも読み込むことができ、もちろん手動で音色やパターンをコピーすることもできます。秀逸なのが、上部のピアノ・ロールから必要な部分だけを選択して「KDJ-ONE」本体にコピーできる点で、ちょっとしたスケッチを膨らまして楽曲に仕上げていく際に便利そうです。また、上部のタブを見てもらえればわかりますが、MIDIファイル(SMF)だけでなく、ファミコン/NESのNSFファイルにも対応。これはゲーム音楽好きの人たちから喜ばれそうな機能です。

“これも単体で販売した方がいいのでは?”という仕上がりの「KDJ-ONE」ソフトウェア。「KDJ-ONE」とのシームレスな連携機能は、iPhoneとiTunesの関係をイメージさせます。

CyberStep - KDJ-ONE

3:クラウドファンディングの開始は11月下旬、価格は500ドル以下

クラウドファンディングの開始日時はまだ決定していないとのことですが、今のところ11月下旬を予定しているとのこと。価格は500ドル以下になる見通しで、ボリューム・ディスカウント(複数出資した人に対する割引)なども用意されるとのことです。

多くのネット・メディアでニュースになり、話題沸騰中の「KDJ-ONE」。今後も続報が入り次第、お伝えしていきたいと思っています。