MUSIKTECHNIK

Versilian Studios、基本的な管楽器/ 弦楽器/打楽器のサウンドを収録したオーケストラ用ソフト音源、「VSCO」の無償配布を開始…… Mac/Windows両対応!

サウンド・ライブラリー・メーカーのVersilian Studiosが、新開発のソフトウェア・インストゥルメント「VSCO(Versilian Studios Chamber Orchestra)」の無償配布を開始しています。

Versilian Studios - VSCO (Versilian Studios Chamber Orchestra)

音楽教育用に企画されたという「VSCO」は、オーケストラ・パートを構成する基本的な管楽器、 弦楽器、打楽器のサウンドを収録したソフトウェア・インストゥルメント。収録されているサウンドは標準的なレベルでサンプリングされており、Versilian Studiosによれば、オーケストラのアレンジを始める際に最初に使う音源として、最適なソフトウェア・インストゥルメントとのことです。

「VSCO」は、以下のような特徴を備えています。

● コンサート・フルート、クラリネット、バズーン、F管、トランペット、テナーホーン、バストロンボーン、チューブラーベル、シロフォン、グロッケンシュピール、ティンパニ、大編成のパーカッション・セクション、ハープ、ピアノ、ソロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン・セクションといった楽器を、正確な音域で収録(一部の音色は、既存のライブラリーあるいは開発中のライブラリーから収録)

● 標準的なMIDIマッピングのパーカッション・セクション

● 半分のファイル・サイズで読み込めるパーカッション・パッチ

● 各楽器は別々のMIDIチャンネルに割り当てられているため、MIDIチャンネルを変えるだけで楽器を選択することが可能

「VSCO」は、Mac/Windows両対応で、VST/AUをサポート。システム要件は、最低1GBのRAM(推奨)、187MB(Windows)/203MB(Mac AU)の空きディスク・スペース、7,200rpm以上のHDD/SSD、キーボード(推奨)となっています。オーケストラ系のソフトウェア・インストゥルメントでフリーのものは貴重だと思いますので、SoundCloudで試聴して気に入った方はぜひダウンロードを。