GADGET

あのCommodore Amiga 500を現代的な仕様で再生! クラウド・ファンディング・サイトで「Armiga Project」が出資を募集中

クラウド・ファンディング・サイトのIndiegogoで現在、「Armiga Project」なるプロジェクトが開発資金を募っています。

Armiga Project

「Armiga Project」は、80年代に人気を集めたパーソナル・コンピューター、Amigaを現代の仕様で蘇らせようというプロジェクト。具体的には、歴代Amigaの中でも最も人気の高かったAmiga 500を、Dual Core ARM CPUでUSBやHDMI端子なども搭載してリコンストラクトしようというプロジェクトです。なお、このプロジェクトにはCommodore社やAmigaの権利者は一切関わっていないません。従って、プロジェクトや開発しようとしているコンピューターには、“Amiga”と“ARM”を掛け合わせた「Armiga」という名前が付けられています。

Armiga Project

「Armiga Project」で開発を行うコンピューター、「Armiga」の仕様は、以下のとおりです。

● 強力なDual Core ARM CPU

● 2基のUSBホスト端子。ジョイスティックやマウス、キーボードのほか、各種ストレージの接続にも対応

● SDカード・スロット。ADF(Amiga Disk File)の読み書きに使用

● Ethernet端子。ネットワーク経由でのADFの管理を実現

● HDMI端子

プロト・タイプの「Armiga」は、外付けのフロッピー/MOドライブのような筐体で、Amiga用のディスクを読み込むためのフロッピー・ドライブを内蔵。これにより、別途イメージ・ファイルなどを作成することなく、Amiga用のディスクを直接ロードして使用することが可能になっています。

Armiga Project
Armiga Project

気になるのはOSですが、「Armiga」には完全に法的問題をクリアした(違法コピーではない)Kickstart 1.3(AmigaのOS)が搭載されているとのこと。その上でAmiga 500を完璧にイミュレーションしているため、Amiga用のソフトウェアは90%以上使用することができるとのことです。

さらに「Armiga」では、Amiga 500のイミュレーションだけでなく、Android 4.2.2をブートさせたり、ADFのイメージ・ファイル作成やFTP管理のためのユーティリティーを使用することも可能。これらの機能は最初からすべて搭載されているとのことです。

「Armiga Project」の目標額は14万ドル(約1,400万円)で、締め切りは2014年5月20日。現在(2014年3月27日)までに25人から支援があり、4,167ドルもの資金が集まっています。

Armiga Project

出資者の特典は以下のとおりです。

● 15ドル:開発者にエナジー・ドリンクが支給され、出資者の名前はプロジェクトにクレジットされます。

● 25ドル:Armiga Tシャツ。白色か黒色、S/M/Lのサイズを選択できます。(2014年5月に発送開始予定。日本への送料は15ドル)

● 69ドル:Armiga Controller。コンピューターおよびフロッピー・ドライブと接続することで、ADFのイメージ・ファイルを作成することが可能になります。(2014年8月発送予定。日本への送料は69ドル)

● 139ドル:Armiga。筐体はクラシック・ベージュ・カラーで、Kickstart 1.3が搭載されています。SDカードや電源アダプター/ケーブルなどは含まれません。(2014年11月発送予定。日本への送料は45ドル)

● 199ドル:Armiga。筐体色はクラシック・ベージュ・カラーとマット・ブラックを選ぶことができます。Kickstart 1.3を搭載し、各種ソフトウェアがインストールされた8GBのClass 10 SDカード、HDMIケーブル、電源アダプター/ケーブルなどが付属。また、Armiga Tシャツも付属しています。(2014年11月発送予定。日本への送料は45ドル)

● 279ドル:Armigaと、リプログラム可能なArmiga Controller。Controller Programmerや12ヶ月にわたってすべてのソフトウェアにアクセスできる権利なども付属します。その他は、199ドル出資のプランと同一です。(2014年8月発送予定。日本への送料は45ドル)

従ってArmigaを最も安価に手に入れたい人は139ドルのプラン、いち早くArmigaを手に入れたい人は279ドルのプランという感じでしょうか。しかし目標額が14万ドルと高いので、このプロジェクトが成立するかどうかは微妙といったところ。とてもおもしろいプロジェクトだと思いますし、最近はAmiga用のDJソフトウェアなんてのも出始めているので、ぜひとも成立してほしいものです。